ジャン・ギャバンマラソン② 終始ギャバンに駆け寄り続ける犬がかわいい 流れ着いた不思議な宿屋「パロマ」(なんとなく笑ゥせぇるすまん的な怪しさのある場所でいい)にて「こっちは2日間飲まず食わずなんだ!…
>>続きを読む犬がかわいい映画。ザベルおじさんは義娘のネリーに欲情したり、ネリーに言い寄るガチ恋客を殺したりととんでもない奴なんだが、そんな自分の老醜を自覚していたのがやや切ない。
濃いめのキスシーンとか朝チュン…
別冊太陽のフランス女優特集で表紙を飾っているミシェル・モルガンの猫みたいな目がたまらなく美しくて、ずっと気になっていた作品。
レインコートにベレー帽、猫みたいに大きな瞳とグレタ・ガルボ並みに終始起…
ギャバンの軍服、モルガンのベレー帽いいな。訳ありの二人に犬の組み合わせというショットがかっこいい。
サスペンスもありで面白かった。
平服の件、どうやって手に入れたのか明かさないパナマ亭のおやっさん粋…
互いに想い合っていても、それを打ち砕くような社会の不条理や過酷な運命。美しくもエンディングがとにかく切ない悲恋な物語だった。
いつの時代も、一生懸命に生きようとしている人がいる一方で悪事を企てようと…
脛に傷を持つものたちのヒューマンドラマ。映画のいちジャンル「詩的リアリズム」(1930年代のフランス映画界)を代表する一作で、フランスではマスターピースの部類なんだそう。
植民地軍から足抜けしてきた…
トリュフォーの文章での詩的レアリスムについての言及について気になったから観てみた。作品自体はあまり得意ではなかったけど、詩的レアリスムの様式を少し理解できたので良かった。パナマ亭に集う人々の描写、特…
>>続きを読む◎ ル・アーブルの港の霧の深さがモノクロの画面から如実に伝わってくる。
トラックのハンドルを奪ってまで助けた猫
その後はどこまでもついてきて、最初は追い払うが、結局受け入れて相棒になる。
海に入水…
戦争帰りのジャンギャバンは幸せのしの字も知らず、ふらついている時にミッシェルモルガンに出会う。ミッシェルも同じく幸せを知らない。二人は恋に落ち、初めて幸せを感じる。だがそこには邪魔な不良が付きまとう…
>>続きを読む放送大学の野崎歓解説の番組で見た1938年公開の映画。野崎歓によると「詩的リアリズム」の一作とのこと。監督マルセル・カルネ、脚本ジャック・プレヴェールは、のちの「天城桟敷の人々」のコンビ。
ベトナム…