霧の波止場の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『霧の波止場』に投稿された感想・評価

tomoko
3.9

ジャン・ギャバンのことだから悲恋なのはわかっていた。わかっていたけど面白かった!30年代のフランスは金持ちも貧乏も違ったオシャレな感じがあって好き。モルガンの力強い目、ギャバンの悲しくてどこか陽気な…

>>続きを読む
3.5
素晴らしい映画。
プレヴェールの脚本が秀逸。
キャストは豪華で煌びやかながら哀しみの物語。しかし脇役に光る人々の表情が明るくてクラシック映画の醍醐味。
3.8

霧の深い港町ル・アーブルで起こる追い込まれた2人の男女の悲恋。戦争直前の閉塞感をベースに行き場のない人間を描いているので終始暗いが、台詞が深くて字幕をしっかり読み込んでしまう。

34才には見えない…

>>続きを読む
misty
4.4

めちゃくちゃ良かった。可愛い犬が魅力的に撮れているのもGood。映画と犬の関係について考えたり。

霧がかった町のカットの数々がとても幻想的で、画面がきりっと引き締まる。登場人物たちの台詞がいちいち…

>>続きを読む
3.6
2023年の再見22本目。 初見から12年。 今回は初見とは全然見方が違って、これは「ファムファタール」もので、17歳の女が「・・・の男を見つけて利用した」というだけの話のように思いました!
milk
4.0
犬が印象的。
ジャン・ギャバンこの時34...??若く見えない。。褒めてますよ。ゴダールのようなラスト。恋愛映画のいろはがこの中にある感じ!
遊
-
"年寄りが恋に落ちるとどれだけ哀れか 分かるか?"想像はつくが、当事者はもっともっと暗くて深い穴の底に居るんだろうな 戦争に向かっていくことの絶望も
k
4.5
「車に轢かれそうな犬を助けるぶっきらぼうな男」ですっかり主人公のキャラが立つ。
悲恋もののストーリー自体はなんて事のないものかもしれなくても、台詞の一つ一つが光っていて良いな。

放送大学映画芸術への招待で紹介されていたので鑑賞した。

脱走兵のジャンは何もかも嫌になっていた。夜道を歩いてル・アーヴルを目指す彼は、トラックに乗せてもらった。しかしトラックの前を犬が横ぎると、ハ…

>>続きを読む
3.3
映画史の勉強。
なんとも言えずすごくよかった。
逃亡兵と港町の人々。詩的リアリズム。
ジャック・プレヴェールの脚本の雰囲気の独特さ……字幕越しでも感じる。『王と鳥』も彼だったんだね。

あなたにおすすめの記事