可愛い夫婦。デスクの下の佐分利信の足が少し内股なのも演技ですかね。
ガールズトークは淡島千景が入るだけで気持ちいい。ずっと聞いていたい。
無精髭でちょっと小汚いけどイケメンを隠せてない笠智衆。
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初の小津安二郎。
いつか見たいと思いながらも地味な印象でなかなか食指が伸びなかった。
上流階級出身のお嬢様奥さんと、田舎出身の朴訥旦那の日常生活。
とあることから夫婦ケンカして仲直りする。ある意味…
わたしは淡島千景のことが大好きなわけですが木暮実千代で大正解ですね。ハマりすぎ。
あと小園蓉子がすごくよい。あんな夫婦仲でこんな良い子がいたらこっち好きになっちゃってもおかしくないよとか思ってしまい…
なにかをともに飲む、という行為がコミュニケーションの成立なのだととりあえず仮定してみると、この映画を作った小津安二郎とはとても明瞭な思考原理で世界を作り、宇宙に触れた作家なのだと改めて認識させられる…
>>続きを読む好き。
妙子の拗らせっぷりは、あんな風に思いっきり態度には出せないけど、意外と共感しちゃう人結構いるのでは?へそ曲げてから戻るタイミング見失う気持ちわかってしまった。笑
ラストはもうワンアクショ…
「夫婦はお茶漬けの味」
上手くいっていない夫婦の日常を描き、ふとしたキッカケで少しずつ良くなる様子を描いた作品
わがままな妻と少し小心者の夫。夫の優しさに気付かない妻が、日常から夫がいないという…
また一つ名作に出会えた。
小津作品、木暮実千代の演技が最高すぎる。上流階級育ちのお嬢さんで佐分利信演じる夫と馬が合わないんだけど、この我を通す所や思うままに口にする、この役が非常に合っていた。
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夫婦問題をテーマにしつつ、当時としては奔放な女性と対照的に寛容で本心を見せない男性を描く事で芯の通った男性像を描く…という作品だが、同時に家父長制を抜け出したい女性の自由への渇望を描いているようにも…
>>続きを読む松竹株式会社