小島(こじま)の春の作品情報・感想・評価

『小島(こじま)の春』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

救癩に身を捧げた小川正子女医の活動を描く。1940年大映製作。ハンセン氏病をモチーフではなくテーマとして取り上げようと試みた日本初の映画(洋画は不案内)。
その試みに心からの敬意を表したい…んだけど…

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癩病を扱った功罪はあるだろうが、癩病患者を晒し者にする扱いでは無かった点は確か。豊田四郎監督の力作だが、俳優陣の健闘が支えた名作。長島愛生園女医夏川静江の心温まる演技を始め、癩病患者菅井一郎、杉村春…

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夏川静江(小山先生/小山正子、長島愛生園の医師)
菅井一郎(横川)
杉村春子(その妻)
清水美佐子(とし/その娘)
水谷史郎(賢造/その息子)
勝見庸太郎(村長)
林幹(堀口)
英百合子(その妻)

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1940年代映画:手記実写映画化:東宝:日本映画傑作全集〗
1940年製作で、小川正子の同名手記を基に実写映画化らしい⁉️
在宅らい病患者を国立療養所に、収容する旅を記録した作品でした。

202…

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授業で。

ハンセン病と日本人の気質について勉強がてら。
差別はあれど人は優しかったな。
どちらかと言うと病人のネガティヴさの方が強かった。
80年も前の映画にしては景色が綺麗だね。
ただあれだね。動く絵を撮る…

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今見るとやっぱり内容に問題が...物語映画としてはいいんだけれども。
Kuuta

Kuutaの感想・評価

3.0

ハンセン病患者に対する無根拠な隔離政策を喧伝したプロパガンダ映画である。1940年度のキネ旬邦画1位。洋画の1位がリーフェンシュタールの「民族の祭典」だった事からも時代感が窺える。映画の内容に入る前…

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tosyam

tosyamの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今の自分のおかれた状況からだと大戦もふくめた国家政策の歴史的検証資料としてどうしてもみてしまう。大衆の力や意識がネットのおかげでデジタル民主主義地球政府として各国政府などをはるかにしのいでいるとは現…

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