私たち誰もが、この危機一歩手前の日々を生活している。ある意味、この善良で愚かなジム&ヒルダ夫婦こそが、“病める時も健やかなる時も”の幸せな人生を送ったのかも知れない…そう考えると、ゾッと怖くなりまし…
>>続きを読むたまたま近くのBOOKOFFで原作の絵本を見つけたので、アニメと見比べながら。
ほのぼのタッチで描かれる夫婦の会話と起きてる現実のギャップ。
一瞬で奪われてしまってもう戻れない日常の日々。
家の中だ…
老夫婦のあまりにもお粗末な危機管理能力に正直辟易したが、戦勝国サイドなんてあんなもんなのだろうか?なんとなく次の展開が読めたのは幼い頃から死ぬほど『はだしのゲン』を読んできた日本人だからなのかもしれ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
核が落ちる前までは老夫婦がいたって普通で平和な生活をしているというところがこの作品のすごいところだと思う。平和といっても喧嘩はするし戦争の脅威も確実に存在するのだが、核の投下後と比べれば何百万倍も平…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「こんなので放射能防げるわけないやん…」
一時帰省中の娘が、映画を観ながら呟いた。その声には、呆れと、ほんの少しの恐怖が滲んでいた。
私は「だよなぁ…」と心の中で深く頷いた。大昔に一度観ただけ…
ミニチュアのような立体物の家の中で手描きのキャラクターを動かす表現は面白い。
同じくイギリス製作で核戦争後の世界を10年以上のスパンで描いた『SF核戦争後の未来・スレッズ』を観た後だと、終わり…
このレビューはネタバレを含みます