登場人物は、老夫婦二人だけ。
純朴に政府を信じている二人。
第二次世界大戦の思い出話や、日常生活の何気ない話をして、
毎日暮らしている。
近く戦争が始まるという。
今回は、核爆弾が使用されるとい…
原題『When the Wind Blows』 (1986)
監督:ジミー・T・ムラカミ
原作・脚本:レイモンド・ブリッグス
作画監督・レイアウト:リチャード・フォードリー
音楽:ロジャー・ウォー…
先日トラウマアニメ映画を紹介する記事でこの映画が紹介されているのを見て、子供の頃見に行ったのを思い出した。
アニメ映画のスノーマンを見に行こうと言われて母に連れて行かれたら二本立てでこの映画も流れ…
このレビューはネタバレを含みます
爆撃から逃れた夫婦が弱りながらも救援隊を信じて待ち続ける姿が見ていて辛かった。でもこの仲睦まじい夫婦がどっちかだけ先に亡くなってしまう展開にならなかったことに少し救われた気がする。
核兵器は直接人を…
平凡な夫婦が放射能で弱っていく様を淡々と描いたアニメーション映画。
80年代の映画だが、現在も作品の持つパワーは衰えていないどころか、増してすらいるように感じる。
可愛らしいキャラデザのアニメーショ…
もともと原作の絵本を読んでいて、しばらくしてからこちらも見た記憶。
見返せないほどにつらい作品であることは間違いないけれど、核の恐怖をこういう形で描き出すのはほんとうにすごい。
舞台はあくまで家の中…
今の知識を持って見ると夫婦がずっと呑気で怖い。戦争を経験した人たちにとっても当時の感覚では核への知識と恐怖心はこんなもんだったんだろうか。。。
でもこれがリアルな気もする。
「理解のない女」「国のた…