やっと観れた!この時期だからこそ観てよかった。
呑気な会話に苛立ちさえ覚えるけれどいざ自分もこの状況になれば呑気なままかもしれない。
焼肉の匂いにはゾッとした。残酷
見る人を選ぶ作品だと思う
2…
もしもイギリスに原爆が落ちたら、というお話。
ある老夫婦(恐らく時代背景的には80〜90年代のお話だと思うが)が落ちた際に取る行動をただ順を追って物語が進んでいく。
虚実を含んだ映像とアニメーション…
『無知』の皮肉、『原爆の怖さ』を描いた作品だと思うけど
奥さんの不調がでるたびに「これはきっと○○さ、大丈夫だよ。」「落ち着いたら病院にいこう。」ってなにもできない状況でもなんていうか心配ないよ、…
このレビューはネタバレを含みます
二人が最期までどこか楽観的で、そして最期まで愛し合っていて、観終わった後もずっと尾を引く悲しさがあった。
こんな平凡な夫婦が亡くなってしまう苦しさ。当たり前だけど、それが戦争なのだと。
次の日の朝も…
『スノーマン』で有名なイギリス人作家レイモンド・ブリッグズ原作、核戦争の脅威を描いた名作アニメーション。
「最後は国が守ってくれるからね。」
『この世界の片隅に』のような、核戦争に巻き込まれるご…
平凡だが幸せな夫婦を通して、日常を壊していく核の恐怖をこれでもかと描く傑作。
杜撰なシェルター計画、放射能への無知、良い方向にバイアスがかかり続けるふたり…ずっと心が痛い。
鑑賞後心に残るのはシ…
人の良い老夫婦が原爆の放射能に苛まれ衰弱する様を丁寧に描いたアニメ映画。トラウマ作品として挙げられることも多いが直接的な描写は控え目。むしろストップモーションとセル画、戦時中の実写動画を組み合わせた…
>>続きを読む80年代イギリスの田舎町に原子爆弾が落とされる話。
夫のジムは政治や軍事に興味がありながら、核兵器の実態は分かっていない。彼の戦争に対するイメージは華々しい勝利と英雄にあり、圧倒的な暴力で蹂躙され…