今年観た映画の中でものスッゴくキツくって、劇中の夫婦ほどでなくても衰弱しましたね…
政府発行のマニュアルを疑問も抱かず従って、原爆の爆心地となった我が家に住む夫婦。冒頭のバスの車内でじゃれあってる…
8月6日ヒロシマ原爆の日にリバイバル上映で鑑賞。
37年前の公開時は大学生だったけど映画本編は観ずに図書館でレイモンド・グリッグスによる原作の絵本を読みました。
可愛らしい絵柄の老夫婦が核爆弾の…
"37年の時を経て あのときの風はまだ吹いている"
2024.8.6
世界最初の広島への原爆投下から79年
平和記念式典を眺めながら思う。
核の脅威は終わっていないことを。
今も私たちは核の傘の…
辛かった。
けどずっと変わらず能天気な会話をし続ける夫婦を見て、今日本で戦争が始まったら自分も同じようにどこか他人事で、どこか楽観的で、まあ大丈夫だろうという気持ちでこの夫婦と同じような会話をしてそ…
二人が最期までどこか楽観的で、そして最期まで愛し合っていて、観終わった後もずっと尾を引く悲しさがあった。
こんな平凡な夫婦が亡くなってしまう苦しさ。当たり前だけど、それが戦争なのだと。
次の日の朝も…
『スノーマン』で有名なイギリス人作家レイモンド・ブリッグズ原作、核戦争の脅威を描いた名作アニメーション。
「最後は国が守ってくれるからね。」
『この世界の片隅に』のような、核戦争に巻き込まれるご…
平凡だが幸せな夫婦を通して、日常を壊していく核の恐怖をこれでもかと描く傑作。
杜撰なシェルター計画、放射能への無知、良い方向にバイアスがかかり続けるふたり…ずっと心が痛い。
鑑賞後心に残るのはシ…
人の良い老夫婦が原爆の放射能に苛まれ衰弱する様を丁寧に描いたアニメ映画。トラウマ作品として挙げられることも多いが直接的な描写は控え目。むしろストップモーションとセル画、戦時中の実写動画を組み合わせた…
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