このレビューはネタバレを含みます
貧弱すぎる大学図書館のラインナップでも貴重な作品の一つだったから、卒業記念に観た。
本作を手掛けたのは、『聖山』『死の銀嶺』等「山岳映画」のジャンルを得意としたアーノルド・ファンクである。物語終盤…
本日の巣ごもり鑑賞。
早川雪洲、原節子の大和家の日本庭園内に、地元広島の厳島神社がある、家から見える噴煙を上げている浅間山(標高2,568m)の火口に和服姿や靴を履かない靴下で登る、など荒唐無稽さが…
【ゲテモノな国策映画】
1937年の日独合作映画です。
1937年と言えばドイツはすでにナチ政権ができており、日独防共協定も結ばれていた頃にあたります。両国の友好関係を喧伝するための一種の国策映画…
最低最悪の国辱映画。
3度目にしてようやく画面を切らずに最後まで通して見ることができた。
初めて見たのは、大学1年生の時だった。母が借りてきたDVDのひとつにこの作品があったのだ。見始めてすぐに嫌悪…
ファンク版を鑑賞。ファンク版西洋向けの、疑似的な日本観光としての作品といった印象。地理的な関係とかは全部すっ飛ばして日本の名勝を切り貼りしたり、相撲や能楽の映像が脈絡もなく出てきたりで、いかにも「日…
>>続きを読む「日本に帰ってきたら許嫁と結婚する」という約束でドイツに留学に行ってた青年が帰ってきたが、彼は結婚を拒否して……というお話
如何にも30年代らしい映画。今とは価値基準も何もかも違うため「大丈夫なの…