タイガーランドの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 19ページ目

戦争映画は苦手なのだが、大好きなジョエル・シューマカーが監督をしているならば…と重い腰を上げて鑑賞した作品である。

本作は確かに戦争映画だが、戦地に赴く兵士たちの姿を描いた戦争映画ではない。197…

ジョエルシュマッカーの映画はリアリズムに溢れている。ただし、リアルなのはストーリーではなくカメラに映される世界である(もちろんバットマンフォーエバーとその続編は例外だ)。
この映画はいわゆる新兵訓練…

自衛官の友達と見たら、『フルメタルジャケット』並の罵倒に笑いながらも
「こいつは何がしたいんだ！？」て冷静に主人公に怒ってた。
反発するのは恐怖の裏返し。とよく言うけど、あんだけ行動できたら…うん。…

戦場外戦争。

兵士として任務を果たす為には訓練が当然必要だ。特に泥沼化したベトナムではより効率的な新兵の供給がものをいう。兵士とは何か？命令に対する絶対服従が軍隊の鉄則だが主人公の様に自分が信じ…

戦争の極限状況を擬似的に真似て追い込むのが訓練。そこにはたしかに人の軋轢が生じる。行くまでに苦労して戦争でも生き死にをかける。つくづく戦争というやつは。。直球でなく変化球できた映画だが、あまり個人的…

戦争映画なのに戦場ではなく、その手前の訓練所が舞台という少し変わった映画。コリン・ファレル演じる主人公の行動が全てといってもいいほど小さな視点の作品ですが、演出が良くテーマがハッキリと伝わってくる良…