このレビューはネタバレを含みます
飛行機の中で、男が撮った写真を見てアリスが言う。「きれいな写真。空っぽね」男はそれを聞いて、ふっと笑う。
この短いやりとりがとても好きだった。
アリスは、彼の“空虚さ”を見抜いているようだったし、男…
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16mm白黒ネガのノイズ最高だ
アメリカのとは違うヨーロッパ的感性の詩的なロードムービー
アリスを置いてく理由が示されず、母親が悪者じゃなくてただ迷子になってるだけとして描写されるのが良いよなあ。親…
シンプルだけど、これがいいんだよね。ヌーベルヴァーグのような広大なロケーション撮影と即興演出は、映像のドキュメンタリー性を高めている。「写真や日記は自分の存在を残すため」という台詞に込められたヴィム…
>>続きを読む「"夢" なんてないからダメ
ある物だけにして」
というこの現実主義的で悲しい、寂しい言葉がアリスという少女の人間性を物語っている。
退廃的で寂しくも美しいロードムービー。
ヴィム・ヴェンダー…
世界の最高傑作をまた一つ見つけた気分だ
大好きな監督、マイクミルズが好きな映画はときかれ、そうだな強いていうなら都会のアリスだな、と語る
その意味がこの映画を見ればわかる
マイクミルズの傑作,カモ…
ヴィム・ヴェンダースが手掛ける「ロードムービー三部作」の一作目
同時期に公開されたロードムービーの傑作『ペーパー・ムーン』と内容が似てたため制作を断念しようとしてたエピソードがある
カメラワーク…