少しばかり中島貞夫『脱獄広島殺人囚』を連想する微妙に内省的な松方弘樹とやりすぎにも思えるストップモーション乱れ打ちのオープニングにテンションが上がるが、本編のトーンはそんなに弾けていない。
火のつい…
なんといっても、編集の浦岡さんの力である。松竹ヌーベルバーグからATG作品へと活躍の場を広げていた浦岡さんの編集力!
脚本と演出も、東映カラーと松竹カラーが見事に混ざりあい、独特の雰囲気が醸し出され…
深作なのでコンゲームものにはならず血と爆発が画面を占領する暴力映画になっている。もちろん面白い。ストップモーションの挟み方とか正直好きになれないけどカメラの荒々しさがたまらん。
特に仲間の仇討ちで取…
このレビューはネタバレを含みます
松竹株式会社