卑俗を嫌った結果、別の卑俗に落ちているというか。
月とか雪とか、あざと過ぎて下品。
「今だったらアピチャッポン的な文脈でも見れるよね」という指摘は納得できるものの、ラストは思わず「馬鹿か?」と声に…
早稲田松竹にて鑑賞。
前日のトークショーで「普通の映画のように登場人物で起承転結を描くのではなく、もっとモノや地域の風景で物語を語ることはできるのではないか」と言っていたように小栗康平の美学が遺憾な…
『もののけ姫』と『殯の森』を掛け合わせて、そこから肉体的要素をそぎ落とした様な超自然的映像体験。神秘的、幻想的、詩的、抒情的など、月並みの形容詞を並べただけでは到底表しきれない底の深さを感じました。…
>>続きを読む群馬県人口200万人記念映画というイントロダクションが最初に入る。1996年制作とは思えないほどに土着の文化や風習が残る山間部が舞台。幻想的な静けさで展開と呼べるものは一箇所しかない。武満徹の音楽に…
>>続きを読む群馬県「眠る男」製作委員会