鶴八鶴次郎に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『鶴八鶴次郎』に投稿された感想・評価

3.3
ロングの芸から鶴の二人越しの客、でミディアムで二人を映すショットから芸が始まるのがいい。上手く物語を語るがラストにつれて動きがなくなっていくのがつらい。
4.0
胸キュンな二人
長谷川一夫&山田五十鈴の素敵なこと
喧嘩するほど仲が良いと言いますが…
告白シーンでキュンキュンしました🫰
ラストは泣かせやがるぜって感じ
男前な長谷一です👍
3.6

山田五十鈴かわいすぎか!こういう役があるのを知ってから『流れる』とか見るとまた印象が変わってくるのかもしれない。長谷川一夫まだ太ってない
ベタだけど、序盤は横並びで撮られることが多く、喧嘩するとカッ…

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3.7
今まで繰り返されてきた喧嘩は、お互いを想うがゆえの、自分の為の喧嘩であった。最後の喧嘩は、相手を愛するが故の相手の為の喧嘩だった。

とにかく粋な映画。
小気味のいい2人のやり取りは、飾り気がないのにどこか洒落ていて、三味線と新内語りはさすがの素晴らしさ。ストーリーも人情に通じていて、押しつけがましくない優しさがじんわり伝わってく…

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amin
4.0
非常に分かりやすいストーリーで、最後まで面白い。分かりやすいからこそ、ラストの思いやりに泣けてしまう。粋にも程がある。長谷川一夫と山田五十鈴の息のあったやり取りが、心地いい一本。
まだ二重顎になっていない長谷川一夫の色気と、鼻の高さが強調される横顔のシルエットが引き立てる山田五十鈴の美しさがフィルムに定着されている。
2人の仲が良いときはぎこちなく進む会話(素人みたいな棒読み)が、喧嘩になると一気にドライブする。どちらかというと分かりやすく解決する人情ものと言えるかもしれない。
なんとなく、いま必要なのは成瀬巳喜男だろうと思って観た。

二人の関係性で一本撮りきるカット構成の鋭さ。

成瀬の芸道もの。川口松太郎の原作を、 成瀬が脚色。山田五十鈴、長谷川一のスター映画。鶴八(五十鈴)の三味線、鶴次郎(長谷川)の新内で大人気。仲は良いが、芸のことではお互い譲らない。番頭の藤原釜足が仲…

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