日本芸道映画史上屈指の傑作をクリスマス鑑賞です。
いつも喧嘩ばかりの鶴八鶴次郎のコンビの切ない物語です。
とにかくファーストショットからかっこいい映画です。
映画の入り方がここまでかっこいいと、瞬間…
未見だった名作。山田五十鈴の若さにハッとなる序盤は子どもっぽいすれ違いで、長谷川一夫には呆れるしかないが、終盤から不思議な情動がうまれる。淡々と見えるがきっと恐ろしいであろう、だが見抜くことのできな…
>>続きを読む冒頭、お詣りする二人の正面からのツーショット。電車の席に並んで腰掛ける二人の正面からのツーショット。山田五十鈴右、長谷川一夫左。保養地での二人。切り返し。カメラ位置は大胆に変わる。やさぐれた長谷川一…
>>続きを読む並んで歩く「同伴」が関係性の親密さを表す成瀬映画において、本作は二人並んで高座に座る新内と三味線の関係性に置き換えられている。
背を向けた相手の正面に回り込み、ショットを繋ぐことで視線の不能性を飛…
成瀬巳喜男監督の芸道モノ。長谷川一夫×山田五十鈴共演。
男女コンビの鶴八と鶴次郎が二人並んで神社で参拝するところから始まり、二人は離れたり隣り合ったりを幾度も繰り返す。
同一フレームに収められた…
冒頭の電車で法事の相談をする場面での横並びから、温泉地でのほとんどラブコメのような告白場面でのベンチへ座る際の横並び、嫁入りした山田五十鈴と大川平八郎との横並びなどの人物配置から(序盤に芸事に関して…
>>続きを読む成瀬巳喜男監督の観る
新内の若手人気コンビ鶴八と
鶴次郎。将来有望な二人だが
些細なことで口論となり二度
とコンビは組まないと
脚本 成瀬巳喜男 原作 川口松太郎
一時の栄光よりも末永い幸せ
…
このレビューはネタバレを含みます
なんて生々しくて若々しい映画。レオスカラックスの初期の映画みたいだ。最初は湿り気がなく光が若々しいのにだんだん荒んでジメジメと暗くなっていく。長谷川一夫の襟足はこざっぱりして足袋も綺麗だったのに薄汚…
>>続きを読む