冒頭から映像センスに釘付け。
平たく言えば、人格が分裂してしまった女の融合の話、ではあると思うんだけど、
それを圧倒的な映像センスで、不安を煽りながら、単純明快かつ難解に仕上げられる監督、やはり才…
ペルソナという、タイトルにも使用されたカール・グスタフ・ユング(1875 - 1961年)による深層心理用語から、人が社会的な仮面を被りながら生きることと、その仮面の下に隠れている本心との、揺れ動き…
>>続きを読む失語症の大女優を看病する為に看護師は別荘に連れて行き2人で三ヶ月暮らす。
『叫びとささやき』も監督の個人的な内面を反映させたような作品だったが、この作品はそれ以上。フェリーニにとっての『8…