静謐で精緻なショットが続くかと思えば突然挟まれる禍々しい不協和音や暴力的な劇伴により睡魔の侵入を許さない内政的でありながら刺激的な作品だ。
遊び心も感じるサブリミナルな記号の羅列で始まる細かい断片の…
突如口が聞けなくなってしまった舞台女優。
彼女を看る看護師との海辺の小屋での療養の日々。
久しぶりに鑑賞。
リヴ・ウルマンはまるで宇宙を見ているようだ。
俳優・役者という職業の根底には演じると…
このレビューはネタバレを含みます
舞台上で突然言葉を発せなくなった俳優と彼女に付き添う看護師の関係性を描く。見方により様々な解釈が出来そう。私個人は結婚出産に対する看護師の不安を具象化したものが俳優の姿のように感じられた。冒頭部分で…
>>続きを読む物語は、突然言葉を失った舞台女優と、彼女の世話をすることになった看護師の関係を軸に展開される。2人は孤立した海辺の家で時間を過ごすなかで、互いの内面に深く入り込んでいく。映画は、アイデンティティや人…
>>続きを読む”芸術は心を慰めますからね”
”裸になり 切り裂かれ”
”無になってしまいたい”
演技に疲れた女優と彼女の担当の看護師の話。
オープニングが中々かっこよかった。
モノクロ映像も終盤の顔の接写が特…
ひたすら看護婦と精神病の患者の対話🤔というより看護婦が1人で話してるのを聞いてるだけの構図🤔🤔Q.内容を理解できたか?と問われたら答えは堂々とA.Oh~...No!
でも意味はいまいち分からんの…
現代社会は、およそペルソナの塊。
冒頭の映像コラージュは、人間が人格形成される過程を垣間見るようだった。こうして人間はペルソナに覆われるのだろう。(蛇足だが、Brian Eno個展で人の顔の複合化…
このレビューはネタバレを含みます
自我の混み入った部分をビジュアルにする試み…最初のシーンから前衛芸術ぽさが全開で不安になったが、ストーリー自体は纏まっているから見やすい…のかな…。言葉で語ってしまう部分も多いからガイドになるが、解…
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