この映画で川口浩に持ってかれた記憶(川口浩を探検する「川口浩探検隊」であることをわたしは自負しています)。増村がまだカメラの斬新さでゴリ押ししようとしてる時代。若尾文子のこの凄みは白黒でしかあらわせ…
>>続きを読む裁判が終わってから不幸が始まる恐ろしさ。判決前夜、何も知らない時が花だった。判決前後の落差があまりにも手のひら返しだし、職場に立って自分を凝視してる若尾文子も恐ろしすぎる…幽霊図から出てきたような若…
>>続きを読む女は愛のためにはなんだってする、それを馬鹿だとか基地外だとか言うのはいつも男だ。という台詞がガツンとくる。一本のザイルと女の愛のかたちについて。あまりにも無鉄砲でそれで居て繊細で艶めかしい、そんな人…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
愛が欲しくて、けど愛というものを今までに与えられたことがないから、愛を実行する方法を知らなくて、それでいいお家いいお部屋でいいシャンパンを開けるっていう、型から入るしかない女の哀しさがさ、妙なリアリ…
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