「説明して」と「察して」のバトル。私はどちらかと言えば「説明して」派なのだが、配慮が少ない二人を見ているうちに、もう好きにしてくれ〜〜〜という気持ちが膨張しすぎたのか、帰り道で何となく具合が悪くなっ…
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最初の方からずっと三浦友和ズルいなあ。両方にいい顔したいんだなあ。とイライラしてたからきっとハマって観てたんだと思う。
子供が気をつかってわざとかわいくしてるのが可哀想だった。
ああいう風に断る選択…
なんか通常の演技と違うなぁ・・・と思って調べてみたら、即興的演技だったのね!
だから独特な間合いあり、脚本のカテゴリに三浦友和さんと渡辺真起子さんの名前あったんか。
内容は・・・まぁ、子供さん居る…
かなり演劇的だがキャメラ(世界を規定し続ける装置)という、ある意味で固定化された「視点」が映画を求めているとは感じた。
即物的なワンカットにおいて、制作陣に求められる負担はあらゆる要素の漸減=誰を…
圧倒的に「デュオ」の方が面白い。
「デュオ」では二人が一緒にいる理由が共依存っていうのがだんだん分かってくる構成なのが面白かったのですが、本作は結局何で二人が一緒にいるのか最初から最後まで分からな…
囁くようなセリフの聴き取り辛さ、人物に人工的な照明を当てずに自然光の影をそのまま映す。カメラをナチュラルに横切る子供、家庭の自然な空間を構築し、アドリブと即興演出で出口のわからない映像を紡ぐ。きき耳…
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程よい距離感で気ままに暮らしていた恋人同士の間に、バツイチ男側の子供が1ヶ月住むことになり、2人の関係性が徐々に変わっていくお話。
アキが「なんで私が母親にならないといけないの?」と爆発した後に、…
所有したがる男と主体的であろうとする女のバトル。さっさと「好きだから一緒に居たい」って言えよバーカ。万田邦敏と逆のアプローチで同じようなところに到達している気がする。全然『こわれゆく女』の方がオモロ…
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