生意気な青二才のクソボケだった頃にはじめて見たときの感想、Nanikoreeee??? 当時は大変に困惑したが、見るたびにほーほーナルホドってなります。けど見るときによっては退屈しすぎて寝てしまう。…
>>続きを読む「あなたと共に暮らすのは死よりも辛い。二つの棺桶のようだ……」
ロブ=グリエの作と思われる詩句の朗読を背景に舐めるように壁を這うカメラ、変わった演出の冒頭だなと思いきや、全編この調子なのである。意…
全てが作為的に整っている不気味さがある意味頭の中で思い出を無駄なものなく美化しているという感覚で見れば腑に落ちるというかもうふたりは実は死んでいて毎年の風物詩として「去年マリエンバードで…」→「2年…
>>続きを読む本作は、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』が提示する「世界=成立している事態の総体」という視座を、映画という表現媒体を通じて変奏的に再提示したものと解釈できる。
各ショットにおける俳優・小道具…
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