自分には合わなかった・・・★3.2
素晴らしい映画なのかもしれない。豪華なお城、綺麗な女性、簡単そうで難しいゲーム・・・。詩で飾られた言葉が何度も繰り返される・・・。
個人的には美しくてお洒落…
85.
初見殺し時止めAVの芸術的昇華。
動く絵画としての人物、建物。モノクロームの濃淡による荘厳なシーンの継ぎ接ぎ。
ロブグリエ脚本の黑澤明「羅生門」オマージュによる現在、過去、2人の人物に…
見たは見たんやけど難解すぎるやろ…
とりあえず無駄な動きとか演出を極限まで削ぎ落としてそれぞれの脚本に向き合わせたい意図は感じた。それが逆に変な効果を生んでて、登場人物がいるにもかかわらず不在そのも…
左岸派アランレネの目眩く映像とストーリーが魅力のドラマ
信用できない語り手がいることと時間軸をぐちゃぐちゃにした構成のせいで何が現実か分からない(注意深く見ると分かるらしいが)
モノクロな映像が作風…
「あなたと共に暮らすのは死よりも辛い。二つの棺桶のようだ……」
ロブ=グリエの作と思われる詩句の朗読を背景に舐めるように壁を這うカメラ、変わった演出の冒頭だなと思いきや、全編この調子なのである。意…
このレビューはネタバレを含みます
全てが作為的に整っている不気味さがある意味頭の中で思い出を無駄なものなく美化しているという感覚で見れば腑に落ちるというかもうふたりは実は死んでいて毎年の風物詩として「去年マリエンバードで…」→「2年…
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▶︎2025年:236本目
▶︎視聴:1回目
観進めていくうちに、クサすぎてクセになる叙情的な描写の映画ってのもあるもんなんだなと思いました。
恋に記憶を持ち込むのは、案外難しいものです。結局、…
豪勢なバロック様式の屋敷で、紳士淑女が社交に興じている。ある男が女に「1年前にあなたと出会い、恋に落ち、駆け落ちを誓いあった」と話すが、女は男のことを全く覚えていない。そこで男は、去年2人が過ごした…
>>続きを読むこの場所で、あなたは自分を見失っている
永久に
静かな夜の中で
私と二人きり
【感想】
遠くから砂利の上を歩く女を見たとき、彼女は足の感覚や耳に入る音から砂利の存在を知覚していながら、感じも…
固定化されながらも揺らぐ記憶。
アラン・レネの紐解く記憶はGIFみたいだ。タップしたら動き、タップしたらまた止まる。それをモンタージュ的に映していく。
切り貼りされた記憶の中の映像詳が、喧騒に憧…
©960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz