高峰秀子は『女の歴史』のようにイジイジメソメソしているよりも、『カルメン』みたいにコメディエンヌか、あるいは小津『宗方姉妹』やこの映画のように、夫にホースで水をぶっかけたり(しかも畳の間で)、夫の妾…
>>続きを読む小津安二郎の『宗方姉妹』で見たようなアグレッシブな高峰秀子を満喫できる。結婚にはつくづく失敗しながらも、商売人として逞しくのし上がっていくヒロインが清々しい。
「根津なら手頃な額で店が手に入る」とか…
男みたいな女がイケメンたち(加東大介除く)と絡む、もはやイケパラ。こんなカスと関係するんじゃねえと思いながらも、この上原謙、岡田将生のリム無し眼鏡verに似てるな…と思ってる自分がいる。あらくれ高峰…
>>続きを読む後半が凄い、高峰秀子の演技も印象的だ、珍しく実際に狂気なキャラクターを演じる!(まあ、男みんなクズだから同感しやすいけど。)成瀬巳喜男監督の世界観が相変わらずに暗い、皮肉なダイアログも代表的だ。ただ…
>>続きを読むたくましくていいねー!
そしてダメ男ばっかり!
この時代の浮気不倫てわりとカラッとした感じだったんだろうか。
ひげだるまって出るたびに笑えた!
最後によく出てきた洋服屋の人が仲代達也って観た後知って…
20〜21かあ、このヒロインは。
荒ぶる魂を秘めた、荒くれ者のヒロイズム。
女は身体を使わないと生きていけないのか?心、心意気では、生きていけないのか?
やれることの幅の狭さ、社会の狭さ、日本が同…
すべての行動に力強さが漲ってる高峰秀子がいい。フィジカルで男に当たっていく姿がかっこいい。それぞれの喧嘩にも演出の違いがあって全く違う描き方をしてて飽きないし、どう展開するか全くわからないのが荒くれ…
>>続きを読む大正時代の風俗が分かって面白い。
女性が自立するなんて一般的じゃない時代、才覚も知恵も度胸も男以上。
できる女性はダメ男が好きになりがち。
一人で充分に生きていけるはずなのに。
この時代のオールス…