顔に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『顔』に投稿された感想・評価

阪本順治監督による「松山ホステス殺害事件」をテーマにした1人の女性の逃亡劇は、引きこもり女性が様々な人との出会いで世の中の穢れに巻き込まれると共に今まで社会と隔絶していた分の人間性を培っていくという…

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3.6
序盤の閉塞感が、旅を重ねるごとにほんのりとしたユーモアと温もりに変わっていく
けれど、そこに甘さはない

主役の圧巻の演技
「熱い、身体が熱い」って
直美のアドリブだと思う、多分、いや絶対そう。
2000年阪本順治監督。時効直前まで逃亡を続けた福田和子の半生を原案に、藤山直美が演じる。テレビで途中から見た記憶があるが、最後の祭りの場面が印象的。もう一度始めから見たいが配信はないのかな。
3.5
許されない罪を犯したはずなのに同情してしまう。

生きにくかった人生が人との出会いや経験で自分にも他者にも影響を与えているのが、心打たれました。

スナックのママとの電話のシーンは感動しました。
3.9

許してもらわんでええ。

クリーニング屋を営む母親の手伝いをする娘の正子。そんなある日、母親が急死。不仲の妹にも勢い余って殺してしまう。そんな正子の逃亡生活が始まろうとしていた。

藤山直美の演技が…

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このレビューはネタバレを含みます

やはり藤山直美に尽きる。

妹を殺すシーンがなかったんだけど、もしかしたらこれは必死だった気がする。
そのシーンが後半で観てる人の頭にちらつくかちらつかないかは大きい。
3.5

何気なくとったらかなり重目のヒューマンドラマだったでござる。

コミュ症、引きこもりの主人公(40過ぎ)が実家のクリーニング屋さんの手伝いをしながら母と暮らしている。恋愛漫画で素敵な恋を夢見ていたが…

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3.7

本作は阪本順治という監督にとって、意義深い作品であることは間違いない。本作以前の彼のフィルモグラフィーで重要な役割を担っていた「大阪の」「男性」が主人公の映画から、「大阪を飛び出す」「女性」が主人公…

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noris
4.0

2000年の阪本順治作品で、主演は藤山直美である。助演は豪華で、佐藤浩一、トヨエツ、大楠道代、牧瀬里穂、岸辺一徳、そして國村隼などが良い演技をしている。
藤山は同年のNHK朝ドラ「オードリー」で椿屋…

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