コレを若い時に観ていたら、きっと「予定調和」だと馬鹿にしていたかもしれない。でもこの演出、演技、技術の美しい「ハーモニー」は、日本映画最盛期ならではのモノだと思う。ラストに向けて全てのピースがピタリ…
>>続きを読む本家相手に腰低くなったり娘のことで慌てたり熱くなっちゃったりする佐野周二、良い
相変わらず見惚れてしまう月丘夢路にお兄ちゃん呼びされててこっちまでどきどきする
犬になる小金治もカステラの歌もたのしい…
番匠義彰は苦手というか、どこが良いのか分からない。凡庸で粗雑なコメディセンス。彼の監督作で面白かったものがない。本作も桂小金治のギャグがうるさい。大泉滉と桂のコメディリリーフが目立ち過ぎて、肝心の津…
>>続きを読むこの時代のもので長崎フィーチュアのものは初めて
母方がそうなので興味深く観させていただいた
しかし戦後まだ16年なのだなぁ
やはり馴染みのある方言だと、方言演技の適当さがわかる
桂小金治はやはりす…
【詳述は、『夕日と拳銃』欄で】めぼしい特集上映制覇の知人が選んで通ってたのに倣い、今になって何本か観た作家。この、シリーズの安定して親しみやすい流れ、すっかり安心して嵌るようになった。川島で名をはせ…
>>続きを読む津川雅彦のコーラスグループ、伴淳三郎の長崎カステラ、月丘夢路の東京カステラ、佐野周二の材木屋、それに佐野周二の娘の倍賞千恵子。三つ四つの軸が同時進行で進み、終盤の長崎で一応の決着がつく。それぞれが各…
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