マイク・ニコルズ監督『愛の狩人』(1971)
"男"のみっともなさ、単純さ、繊細さーそれらに仕掛けられた"女"たちの逆転劇、それは「崇高な男」像すら創造すー
ハリウッドが構築してきた、表象的に"…
「卒業」のマイク・ニコルズが監督。どちらも青春を拗らせている若い男たちが主人公で、やはり作風が似てますよね。それにしても複雑な心理描写を見事に演じ切っている俳優陣はさすが。まあ名優と言われる様になる…
>>続きを読む出だしのメンズ・トークの下劣さ、その後の三角関係は表面的には俗っぽいモチーフだが、その描き方には結構興味を引かれた。スーザンとサンディの結婚以降は前半の斬新さに欠け、いい加減に仕上げた感じがする。
…
ファイブイージーピーセス続きでニコルソンのこれ。ニコルソン演じる男のほうが言ってしまえば超有害な男性らしい男、、、ではあるがどうにも男女うんぬんより愛を自ら諦めた人間の悲しさみたいな複雑さがせまって…
>>続きを読む記録洋
マイク・ニコルズ監督作品。
本編の話の前にキャストやスタッフを調べていたら監督のマイク・ニコルズは「EGOT」の受賞されていたのですね。
勉強になりました。
「EGOT」とはアメリカの…
このレビューはネタバレを含みます
1971年”愛の狩人”監督 マイク・ニコルズ
脚本ジュールス・ファイファー
僕が若かった頃映画雑誌 スクリーンで紹介されたのを覚えている。
監督のマイク・ニコルズは「卒業」で注目されていた監督…
とにかく映画がうますぎる。ワンショットの長さといい横・奥行き方向の使い方がうますぎる構図といいひとつも平凡でない顔の寄りのショットといい何もかも映画としての作法がめちゃくちゃ高水準に備わってる。マイ…
>>続きを読むジュールス・ファイファーの脚本をマイク・ニコルズが監督した、平穏な愛と幸福に満足できない男たちの人生の悲哀。幸せな結婚生活を得たアート・ガーファンクルだが、平凡な家庭、平穏な幸せに満足できない。ジャ…
>>続きを読む