ブロードキャスト・ニュースの作品情報・感想・評価

「ブロードキャスト・ニュース」に投稿された感想・評価

少年少女時代で始まるオープニングが巧い。ロマコメに大事なのはキャラクターとキャスティングと脚本、ここですっかり愛すべき主人公たちに掴まれた(いじめっ子に言い放つ台詞が最高!)。ギークとジョックだった3人が、やがて熱血敏腕プロデューサー、優秀だけどTVに向かないリポーター、愛嬌だけで世渡りする新米アンカーに。活き活きと跳ね回るホリー・ハンターは可愛いらしく、彼女を想うアルバート・ブルックスのペーソスも良いが、まだ線が細いウィリアム・ハートののほほんとしたお気楽ぶりが面白い。ままならずもどかしいトライアングルは絶妙のキャラクター描写と化学反応。『フィラデルフィア物語』から本作を経て、アーロン・ソーキンTV『ニュースルーム』にも影響を感じる。それぞれに選んだ真実を見せるほろ苦いエピローグも、それまでの忙しなく狭いスタジオからのどかで広い公園となり、ゆっくり立ち去るウィリアム・ハートの後ろ姿を背景に捉えた1カットロングショットが洒落ていた。同時代の『恋人たちの予感』とムードは似てる。
きっと男の子目線か、女の子目線かによって極端に感情が変わると思う映画。ただ、自分がどう思うか? 他人が自分の事をどう思うか? そう自身に問いかけてくるストーリーです。
ラブかなと思ったらライフ。ライフかなと思えばラブ。
誰にも邪魔されずにこうなりたいと思える女性の気持ちを上手くとらえていて、素敵なセリフもたくさん散りばめられています。 きっと忘れられそうな映画なんだろうけれど、僕にとっては節目節目で観る映画です。
冒頭の幼少~青年期の描写だけで主人公3人の性格を簡潔に描写するセンスからまず面白い。

恋愛パートに入った途端、主人公たちが仕事辞めたんじゃないかと思うくらい職場パートが描かれなくなる作品が多い昨今、この映画はあくまで人物の職業上のスキルが恋愛にどういった影響を与えているかを描いていて大変好感が持てる。

ホリー・ハンターは強気で社会に立ち向かっていく姿が小柄だからこそより映える。

この監督の作品の中ではオスカーを獲った「愛と追憶の日々」よりも好き。
なぽり

なぽりの感想・評価

3.0
過去鑑賞記録。
ウィリアム・ハートにハマった時期があって鑑賞(笑)
犬

犬の感想・評価

3.6
汗と涙

ワシントンのテレビ局を舞台に、そこに働く男女3人の三角関係を描くロマンスありのコメディドラマ

何事も賢くやらなきゃ⁉︎

キャスターやプロデューサーなど、テレビっていろいろ大変
そして恋も

いろいろ考えさせられた
見応えあります

あと何と言っても俳優陣の演技が光る

ホリー・ハンターがかなり効いてた印象
ウィリアム・ハートはイケメンすぎ
アルバート・ブルックスはナイスキャラ
友情出演のジャック・ニコルソンはなんか笑
お仕事ムービー。テレビ局の女性P、ジェーン。キャラ大好き。こんな風に自分の思ったことを思い通りにぶちまけて生活してみたい。

毎日お客の機嫌を伺い、社内の様子を伺い、自分がどこにもいない場所じゃなくて。素の自分で好きなしごとを出来たらどれだけ幸せか。

報道って大変なんだね。編成って大変なんだなぁと勉強になる。
メインキャラクター三人の幼少期をオープニングで提示することで、彼らに感情移入しやすく、性格をブレずに描き分けることに成功しています。人物を魅力的に描く勉強になりました。
『ブロードキャストニュース』。

本当に素晴らしい作品です。ニュース制作現場における個性の異なる三人の生きざまを描いているのだか、ディレクター役のホリー・ハンターがムチャクチャいい。

確かな教養に裏付けられた、ブレない正義感、瞬時に状況を把握し適切な采配を施すことのできるリーダーシップ。
この映画を観たらキャリアウーマンという言葉がもはや死語でしかないことを思い知らされる。

この映画での彼女は、常に目的に向かって最短距離を頭の中ではじきだし、一直線に突っ走る。

ただ…

それが、あまりに自然体に過ぎて、逆にある種の悲愴感を微かだが感じさせるのだ。

これまで男が築き上げて来た社会。
男にとって都合の良いシステムは消そうとしても目に見えない空気として確実に存在し続けてる。

そんな空気の中でニュートラルではない、過剰なエモーションを「自然」に維持しつつ走ることを止めない彼女は、海中で泳ぐことが止められない(止めることは死を意味する)、マグロに似ている。

…以前、カウンセリングの先生が「女性が現状の社会に社会に進出する事は、時代の段階として自然なことだ。
ただ、生理学的にはかなり無理がある。
今の外社会は女性の心理や生理の機微を、これっぽっちも反映してはいないからだ。
これから、心身に歪みを訴え、支障をきたしてしまう女性が増えると思う。」
…と仰っていたのを思い出す。

…この映画に於いても、その辺が実にさりげなく、描かれている。

物語の流れを、まるで無視してあるショットが数回に渡って、まるでサブリミナルのように挿入される。

…一人ぽつねんと自分の部屋に佇むホリー・ハンターが、いきなり泣き出す。前後の脈絡はない。
しかも、それは空泣きで涙は一滴も出ていない。
ひとしきりの嗚咽の後、何事もなかったのように無表情顔に戻る…

これは、心身に溜まった「歪み」を吐き出すための彼女の知恵なのだろう。


この役は、メグ・ライアンやメラニー・グリフィスにはできないと思う。
彼女たちなら、どう演じても女性・性を軸に据えてしまうと思う。ホリー・ハンターが凄いのはコケテッシュなコメディエンヌの立ち位置を保ちつつ、女性・性に依存しない新しいキャリアウーマン像を打ち立てた点にある。


まぁ、そんな細かいことを抜きにしてもこの映画は、抜群に良いです。

この映画、他に語るべきことが満載だが、俺が書くとくどくなるし職場に着いちゃったので、この辺にしときます[i:199]
こんな、ファミリードラマな作品好き。最近ないなあ!ホリーハンター可愛らしい
ジェームズ・L・ブルックスが手がける作品は大体好き。決して直接的にではないけど、ふんわりと人と人の絆の素晴らしさを描く天才だなと。

イケメンだが勉強のできないトム、仕事はできるが強気なジェーン、頭脳明晰だが一言多いアーロンの3人は、あるニュース・ネットワークのワシントン支局でともに働いている。彼らを取り巻くテレビ業界の裏側を恋とともに描いた作品。

社会人2年目を迎えて、最近仕事のことを考えることが増えていて(笑)本作も働くことの意義ややりがいを教えてくれる一本でした。青春映画らしさもありつつ、テレビ業界のめまぐるしく時に理不尽な実態も描かれている贅沢な一本。プライベートも充実させたいし、仕事も頑張りたい人にはぴったり!
若き日のホリー・ハンターが、バリバリ仕事を頑張る若手キャリアウーマンを演じていてカッコよかった。でも頑張り過ぎて常に情緒不安定なところがなんだか可愛い。好きな人の前では硬直しちゃって、思ってもいないこと言ってしまったり。人間らしくて好き!(笑)
ウィリアム・ハートが史上最強にイケメン全盛期の時代の作品、もうエスカレーターのシーンとかニヤケが止まらなかったです。本当にかっこいい...。でもツッコミどころ満載の役どころ。
個人的には、アルバート・ブルックス演じるアーロンが好き。口は悪いけど本当は慈愛に満ちている典型的ツンデレ...こういう人、本当にいるよなぁとしみじみ。

ごく普通のサクセス&ラブストーリーでは終わらず、最後の最後までハラハラドキドキ。でもエンディングはほっこり。
色んな紆余曲折を経て一緒に戦った仲間たちとは、永遠に絆が続くんだなということを教えてくれる作品。私も今仕事に一緒に取り組んでいる皆様との絆を大切にしたいなと思いました。
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