激怒の作品情報・感想・評価

「激怒」に投稿された感想・評価

正真正銘の名優ジョージ・C・スコット。
彼の監督主演作品ですが、アレレ?な作品です。二刀流は少し荷が重かったか?

最愛の息子をアメリカ軍の化学兵器によって誤って殺されてしまった父親の復讐の話で彼が父親の役をやっています。
このような作品のメガホンを敢えて取りたいという個人的な理由が何かあったのでしょうか?

動物愛護協会や銃規制委員会からは眉をひそめられそうな場面が在ったり、似合わないマックイーンばりのホンダのバイクすっ飛ばしシーンがあったり、本筋以外に寄り道が多い気がしてしまい、彼の演技に対して素直に向き合えない作品でした。
激しい悲しみと怒りが見せ所なのでしょうが彼ならもっとジックリと演技だけでも見せられそうな気がしました。
アカデミー賞嫌いで有名なジョージ・C・スコット主演、初監督作品。
1972年公開のサスペンス・ドラマです。

あぁ…色々ツラい。。。

とりあえず、動物好き、特に猫様好きな方は絶叫するシーンがありますので、ご注意を。



カーボン郡。
羊の飼育をしているダンと12歳の息子クリスは、キャンプをすることに。

翌朝。
大量の羊が死亡、クリスも高熱と鼻血、痙攣を起こしていた。

ダンはすぐさま病院に駆け込むが、クリスは死亡、自分も強制入院させられる。

原因は軍による神経ガス実験の失敗。
しかも軍は、それを隠蔽しようとしていた。

息子の復讐を決意したダンは、病院から脱走し……



自身もガスを浴びている為、余命数日という父親による壮絶な復讐劇。

分かる、分かるんだが…
動物はやめろー!!!!
巻き添えにするなー!!!!!

と、そんなわけで、ストーリィ云々より動物達が気になってしまった作品。。。

ジョージ・C・スコットの絶望、怒りの演技は見事でしたよ!

あとは、独特な場面転換の仕方とかスローモーションも。

爆破シーンも迫力大!

だけど、本当色々ツラい、ツラかった。
子を失うのも、羊や犬や猫を失うのも。。。
Misosru

Misosruの感想・評価

3.5
衝撃的なジャケットを見つけたのでジャケ借り。
どれだけ凄まじい “激怒” が観られるのだろう…! ジャケ借りをしたのは久々なので期待が高まる↗️↗️

親子がほのぼのキャンプするシーンから物語ははじまる。
平和だなあ と寛ぐのもつかの間、
翌朝野宿していた息子が突然鼻血を流し高熱を出しはじめる。

この症状は、なんと軍が行った有害化学物質の空中散布実験の被害によるものだった…。

すぐに父親, 息子ともに入院するが、息子は絶命してしまう。
息子と隔離された父親は探りを入れる中で息子が死亡した事、そして自分の余命が数日である事を突き止め、病院を飛び出して復讐の旅に出る❗️❗️


主演のジョージ・C・スコットが監督を兼任しており、
兵器開発に対する批判というメッセージはひしひしと伝わってきた。

ただ、 “激怒” という割には
肝心の “復讐劇” シーンが意外に短く、あっさり終わってしまった感があった…。
もっとランボー的に怒りを露わにする映画を想像していたので、物足りないと思ってしまった。
マヒロ

マヒロの感想・評価

3.5
自分の牧場近くでキャンプを楽しむ牧場主の父子だったが、夜が明けた時、離れて眠っていた息子が突然身体の不調を訴える。急いで病院に駆け込む父だったが、何故か医師たちは息子の体調について口を濁し……というお話。

次第に政府の実験がどうのというきなくさいお話が絡んでくるけど、ストーリーは至ってシンプル。息子のためにめちゃくちゃやるパパ、という展開は後のアクション映画に定番の流れだけど、そこは70年代映画らしく、派手にドンパチとはいかずに淡々と復讐を計画していく描写が続く。と言っても、銃を手に情報を知る者を脅すのはまだ良いとして、終いにはお手製の爆弾を大量に自作しだした辺りから、牧場主という設定に疑問符がつき始めたりもするが。
監督兼主演のジョージ・C・スコットは『博士の異常な愛情』で強烈な演技を見せていたオッサンだけど、今作でもその強烈な顔面力を遺憾無く発揮。ぶっとい眉毛がインパクト強過ぎる。

救われない結末含め、政府の隠蔽体質みたいなものを痛烈に批判しているようなので、当時のアメリカの情勢とかをよく知っていればもっと良かったかもしれない。

(2017.140)
mc52

mc52の感想・評価

3.3
BC兵器開発に対するアンチテーゼ映画なんだけど。
息子を失った悲しみはさて置いて復讐にかられるあたりもそうだし、一介の牧場主が爆弾つかえたり、銀行が押さえられているのに銃を買えたり、疑問な点は多い。
が、この重大な事態が淡々と進む感じは怖くて好きだな。
感情を煽るような音楽が無いのが良いね。
70年代のアメリカ映画ってこんなん多いな
そら

そらの感想・評価

3.9
70年代アメリカ特有の政府批判が込められた作品
どうせならダーティハリーみたく復讐を遂げて欲しかったですが軍部のクソ外道感と親父の息子を失った憤りがビリビリ伝わってきて素晴らしかった
南

南の感想・評価

-
「コーヒー」を捨てるシーンに隠された意味。

http://filminaty.com/rage1972/
限りなく深い不条理と絶望。確かに世の中はそういう所だ。でもやるんだよ。最高。
DK

DKの感想・評価

3.5
観終わってとてもせつない気持ちになったと同時に胸糞悪かった。
まだ最後に射殺されないだけでマシか、、
決してハッピーエンドではない。
これは、観ていて救いがない…
ようにみえるが、ラストをみると救いはあったのかもしれないとも思う。
なんだか複雑な気持ち。

親子の幸せな日常のやりとりを冒頭で描き
喪失感を強め

政府側の失態を知りつつ、罪悪と知りつつも
隠蔽工作に事務的にとりかかり
その無感情的、理性的な行為により
被害を受けた父親の
感情の行き場が復讐へと向かう

その皮肉な成り行きと
父親の失っただけではなく
失う瞬間の尊厳すら奪われた怒りの演技と演出の表現が

素晴らしかったとおもう。

復讐パートは、ある意味ありがちな復讐パートではあったが
元々が一介の民間人であると思うと
応援したくなる気持ちで見れた

まぁ民間人の割に無双感が少しばかりあったことは
少しばかり賛否を招きそうではあるが…
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