離れ離れになった家族がまた再会する物語ではあるんだけれど、そんな言葉じゃ収まりきらない空気感。
セリフが無い無言のシーンに人物の心情が深く込められている。
特にガラス越しの電話シーンの印象が強い…
「自分の子供を、空虚さを埋めるために使いたくなかった」そんな台詞が劇中に登場する。
その言葉を耳にした時の衝撃は忘れ難い。
真の愛とは自分を埋めるものではなく、内から外へ向かう力なのだと思う。
大き…
都会のアリスと同様、終わりがわからない旅の話。ずっと早く終わってほしいけど、本当はまだ続いてほしいと思っている。終わりが来たらもう、受け入れるしかない。すぐ戻れる。逃げるのは大変だけどすぐ人間に戻れ…
>>続きを読む兄弟から親子愛まで色んな形の愛を知れた映画でした。色んな映画好きの人がおすすめしていたのを知っていてやっと観れました。
淡々と話が進み、いつの間にかハンターとの間に信頼関係が生まれていて、最後にジェ…
最初から途中まで、ほんまトラヴィスさんにイライラしっぱなしでした。
ダンマリを続け、ああ、なんか喋られへん事情があるんかな?と同情し始めた途端、なんや喋るんかい!って感じで少しずつ喋りだし。で、車…
のぞき部屋的な施設で妻と主人公が数年ぶりの再開を果たしたときに、真っ先に口をついて出た言葉が、妻が客にどこまでの行為を許しているのか(=嫉妬心/猜疑心からくる挑発)を問うものであったことを振り返って…
>>続きを読む自分にはまだ早かったのかな。
好きすぎて一緒にはいられないとか、重すぎる。
誰かを好きになって一緒にいるのは無条件で素敵な事だ、と言っているような世の中に対するカウンターにはなっているのだろうか…
このトラヴィスはハリー・ディーン・スタントンがハマり役だった。ダメダメ人間だけど愛おしく見えてしまう。
トラヴィスを無理やり連れ帰ってもまだトラヴィスに体力がありすぎてまた逃げてしまった。弟夫婦が優…
hulu(20240214終了)にて鑑賞
景色が綺麗。音楽が良い。
ハンターの透明感、瑞々しさが素晴らしい。
それまでの自分が完全に消えるまで歩いてみたい、誰も知らない何もわからない何も無い…
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