倍賞千恵子のヒット曲に全力で乗っかろうとする松竹と、鉄オタ山田洋次の意図するところがビミョーに噛み合っていないような気が。つうか脚本と音楽のセンスが如何なものか。貧乏だったり下町だったり比較する対象…
>>続きを読む倍賞千恵子が清々しい山田洋次監督第二作。
当時は「下町は工場の煙などで暗い。郊外は明るい」というのが登場人物のセリフのはしばしから感じられる。
ヒロインの倍賞千恵子は、そんな暗い下町の雲の上にある…
美しい動線の作り方に才能を感じる。
子供がいる廊下側を映すカメラ。子供の移動に伴い、カメラも扉側を映すようにぐるりと部屋を移動する。オッサンが扉から顔を出す。子供がカメラの方に移動する。
「星の音が…
山田洋次×倍賞千恵子初タッグ。帰宅する夫のためにお化粧するの、編み物している女性が一番美しいね、女の子には分からないんだよ、そんな台詞の数々に反発する主人公の生きづらさ、お茶を入れる女を見て欲情する…
>>続きを読む山田洋次監督の2作目。もうこの時期から倍賞千恵子さんと組んでるんですね。
高度成長期あたりの下町の暗い部分と夜の浅草のデートシーンの対比がとても良かった。倍賞千恵子さんが演じる主役の女性の価値観が…