下町の太陽に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

「下町の太陽」に投稿された感想・評価

倍賞千恵子のヒット曲に全力で乗っかろうとする松竹と、鉄オタ山田洋次の意図するところがビミョーに噛み合っていないような気が。つうか脚本と音楽のセンスが如何なものか。貧乏だったり下町だったり比較する対象…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.0

倍賞千恵子が清々しい山田洋次監督第二作。

当時は「下町は工場の煙などで暗い。郊外は明るい」というのが登場人物のセリフのはしばしから感じられる。
ヒロインの倍賞千恵子は、そんな暗い下町の雲の上にある…

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美しい動線の作り方に才能を感じる。
子供がいる廊下側を映すカメラ。子供の移動に伴い、カメラも扉側を映すようにぐるりと部屋を移動する。オッサンが扉から顔を出す。子供がカメラの方に移動する。
「星の音が…

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山田洋次×倍賞千恵子初タッグ。帰宅する夫のためにお化粧するの、編み物している女性が一番美しいね、女の子には分からないんだよ、そんな台詞の数々に反発する主人公の生きづらさ、お茶を入れる女を見て欲情する…

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いな

いなの感想・評価

2.8

山田洋次監督の2作目。もうこの時期から倍賞千恵子さんと組んでるんですね。

高度成長期あたりの下町の暗い部分と夜の浅草のデートシーンの対比がとても良かった。倍賞千恵子さんが演じる主役の女性の価値観が…

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谷口

谷口の感想・評価

3.0
初々しい倍賞千恵子の青い魅力が満載。戦後色濃い東京の下町で懸命に生きる倍賞の健気さだけで一見の価値あり。青春映画ではあるものの、人間が持つ暗い側面もあけすけに描いていて好感が持てる。
プロレタリア人情劇。
「下町でしか輝けない太陽」とも取れる描き方。
S

Sの感想・評価

2.7
いつの世も変わらないんだなぁって。女工さんは今時の女子大生みたいなもんで。荒川周辺、京成線が素敵。曳舟の石鹸工場も素敵。下町も浅草も銀座も街並みが素敵。
現代でも通じるテーマ。
改めて観ると実に深かったなぁ。

それにしても倍賞千恵子さんの美しさと言ったら!
下町の工場話の中で、夜の浅草デートのシーンだけが飛び抜けてロマンチック。@ラピュタ阿佐ヶ谷

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