このレビューはネタバレを含みます
東野英治郎からして。宣伝ポスターからして。タイトルだって街が町に。あらゆる点でキューポラのある街の劣化縮小再生産なのが変で愛おしい。荒俣宏の名著プロレタリア文学はものすごいを思い出した。当事象は貸本…
>>続きを読む向島の工場勤めな倍賞千恵子。行き着く先が団地暮らしの奥様が理想の時代に、自分の幸せはなんだろう?と悩む姿が美しい。
京成線に花やしきに、のあの辺のピカピカで途上な雰囲気もなんか戦後の元気感じる。
交…
東京五輪目前の押せ押せの時代を背景として、君たちはどう生きるかを問う若き山田洋次。向島くんだりの下町に対する郊外の団地(今じゃタワマン的な)って云うパワーワードで、日本人の本質としてはあんまり変わっ…
>>続きを読む下町に暮らす女性と周囲の人々の物語。
幸せとはなんぞや…考えさせられる話だった。
花やしきの場面が幻想的で素敵。
度々流れるサスペンスドラマのような不穏すぎる劇伴は一体…😅
山田洋次監…
なぜか倍賞さんの顔が大きく見える、けど可愛い
昔の映画の効果音て面白いよなぁ
サスペンス調のあの効果音なんなんだろう笑
そして昔のダンス大好き、かわいすぎん?
この時代は、こういう町子みたいな意志…
この時代にとってはかなりセンセーショナルな映画ではなかったろうか。女性は嫁ぎ男に尽くすことだけが喜びで、人生で...というような男のイメージの中で生きなければなない時代。そんな中で自分の生き方を真剣…
>>続きを読む若い倍賞が終始難しい顔を見せる。怒ってるとか悲しいとかいうのでもない。家族もご近所も友人たちも恋人もヘンな付き合いもあって、笑ってる事だって幾らでもあるが、あらゆるエピソードで大なり小なり割り切り…
>>続きを読む「私はずっとここにいるの」荒川を見つめながらそう言って、前途有望なエリートサラリーマンに別れを告げる「まっちゃん」は、そのイメージそのままに寅さんの妹さくらになるんだなぁ。
山田洋次監督の監督人生…