下町の太陽に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『下町の太陽』に投稿された感想・評価

tosyam
5.0

このレビューはネタバレを含みます

東野英治郎からして。宣伝ポスターからして。タイトルだって街が町に。あらゆる点でキューポラのある街の劣化縮小再生産なのが変で愛おしい。荒俣宏の名著プロレタリア文学はものすごいを思い出した。当事象は貸本…

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5.0

向島の工場勤めな倍賞千恵子。行き着く先が団地暮らしの奥様が理想の時代に、自分の幸せはなんだろう?と悩む姿が美しい。
京成線に花やしきに、のあの辺のピカピカで途上な雰囲気もなんか戦後の元気感じる。
交…

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otom
5.0

東京五輪目前の押せ押せの時代を背景として、君たちはどう生きるかを問う若き山田洋次。向島くんだりの下町に対する郊外の団地(今じゃタワマン的な)って云うパワーワードで、日本人の本質としてはあんまり変わっ…

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4.2

下町に暮らす女性と周囲の人々の物語。

幸せとはなんぞや…考えさせられる話だった。

花やしきの場面が幻想的で素敵。

度々流れるサスペンスドラマのような不穏すぎる劇伴は一体…😅

山田洋次監…

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なぜか倍賞さんの顔が大きく見える、けど可愛い
昔の映画の効果音て面白いよなぁ
サスペンス調のあの効果音なんなんだろう笑
そして昔のダンス大好き、かわいすぎん?

この時代は、こういう町子みたいな意志…

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この時代にとってはかなりセンセーショナルな映画ではなかったろうか。女性は嫁ぎ男に尽くすことだけが喜びで、人生で...というような男のイメージの中で生きなければなない時代。そんな中で自分の生き方を真剣…

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4.5

 若い倍賞が終始難しい顔を見せる。怒ってるとか悲しいとかいうのでもない。家族もご近所も友人たちも恋人もヘンな付き合いもあって、笑ってる事だって幾らでもあるが、あらゆるエピソードで大なり小なり割り切り…

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「私はずっとここにいるの」荒川を見つめながらそう言って、前途有望なエリートサラリーマンに別れを告げる「まっちゃん」は、そのイメージそのままに寅さんの妹さくらになるんだなぁ。

山田洋次監督の監督人生…

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5.0

倍賞さん演じる女性は芯が強くて工場の仲間や下町のご老人との考え方の違いに流されることがなく、たくましい方でした。デートシーンはテンポが良くてただカップルのイチャつきを見てるというよりは二人の関係性だ…

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