女人哀愁に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『女人哀愁』に投稿された感想・評価

YAZ
4.2

成瀬巳喜男監督の観る

母弟と暮らす広子は生活の面
倒見てるが家計は楽ではなく
母の勧めで裕福な息子と見合
いし嫁入りするが

脚本 田中千禾夫/成瀬巳喜男

金では男女の愛情も幸福な生活も生まれ

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なこ
4.8

初めて観た成瀬作品。とても良かった。
この時代の作品で、女性が意思をきちんと伝えて、自分の力で生きていく強さを表すセリフが聞けることに驚いたし、女性の描き方が魅力的だった。
成瀬作品をもっと観たいと…

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夫の実家の家族に用事を次々に言いつけられる妻。肩揉み、お茶汲みなど、一つ一つの用事は小さくても、それが積み重なり彼女の精神を消耗させる。ここでの細かいカット割りで繋いでいくテンポ感も素晴らしい。

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amin
4.6

入江たか子を中心に置いて、基本的に家の中でのショットとカメラワークで語られる映画なのだが、あまりにも上手すぎるショットと役者の動かし方に、特に後半は唖然とする。序盤、レコードで踊ったことが後半で繰り…

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戦前は必ずしも暗い時代でなかった、はよく言われる台詞だが、
この映画見ると、暗い時代だったと言わざるをえない❗
これに加え、セックスと(農家の場合)肉体労働がある訳だ。
微妙な、非常に微妙な事件を通…

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5.0
カットも早いし、カメラワークに合わせた芝居は段取りくさい、切り返しもこれ見よがしで、音の使いもわかるほど整音も良くない。しかし、これこそが映画のリアリティではないか。
4.6

名作です。時代を越えれるだけの力を確かに備えている尊い作品。

ラスト、晴れやかな銀座のビルの屋上にて広子が導き出した決意の長台詞が素晴らしく、感涙した…。

“わたし、もっともっと苦しまなくっちゃ…

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木
5.0
従兄弟と結婚ってならないのがいい。いろいろセリフで言い過ぎだが。スウィッシュパンしたりするのでビビる。

#48 成瀬大会

今回で3回目くらいの再鑑賞だが、何度観ても気持ちよい、昭和初期とは思えない、モダンで威勢のよい、フェミニズム映画。
入江たか子には、できれば、あのあと、佐伯秀男といっしょになっ…

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・ジャンヌディエルマン味
・子どもが生き生きしてて良い、鳥籠に頭をぶつけるカットに笑みをこぼしたが、終盤鳥籠が後景となって感嘆。空を飛ぶ鳥の群のカットが反復される。
・上下;玄関を降りて、坂を下って…

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