女人哀愁に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『女人哀愁』に投稿された感想・評価

4.0

1937年製作公開。脚本成瀬巳喜男、田中千禾夫。監督成瀬巳喜男。銀座の洋書店に勤める入江たか子。服部時計店の時計塔がチラリと見えて、彼女の勤務先はその近くの教文館だという。ここには幾たびも足を運んだ…

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4.0

このレビューはネタバレを含みます

嫁いだ先での扱われ方がほんとうに見てて腹たったーめちゃめちゃいいように使われてるやん…
実家でのいとこ同士のじゃれ合いはかわいかった〜。
3.8

とにかく美貌の入江たか子。羽衣をなくした天女が人間社会に戸惑っているかのごとく。屋内移動につぐ屋内移動を強いられる婚家での状況は、悲劇かつ喜劇である。義妹友人一行が好き放題すぎて(出前はしゃぶしゃぶ…

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監督 成瀬巳喜男。

YouTubeで見つけてラッキーでした。
テンポが良くて面白かったです。

古臭い性格と自他共に認めるレコード店に勤める広子(入江たか子)は従兄で幼馴染の良介(佐伯秀男)と何で…

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3.7

広子が夫に楯突くシーン、義妹と夫の表情が間隔狭めのショットで次々インサートされて見応えがあった。でも今まで従属を強いられてきた妻があの場面で涙も見せず反論することができるだろうか?そこにはあまりリア…

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3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白すぎ。会話シーンや横並びで歩くシーンの左右の位置の反転、ダンスシーンの左右反転、ボクシング場面の男女の上下の反転とめくるめく変化。更に室内の襖の開閉と視線によって人物達を繋げていくカットとカメラ…

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4.0

嫁いだ女が道具のように家族に使いまわされるシーンが延々と続く。女にはため息も愚痴も吐かせることなく細かいカット繋ぎで嫁の苦労を残酷なまでに執拗に描くこの狂気に震えた。しかもその中に算数を教えて欲しい…

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世の中の美しいもの、人間の中にある尊いものを追求するという入江たか子の情熱と気合いが、三浦光雄の生み出す光の粒子を通じて瞳に伝わってくる。
資産家だが魂が腐った嫁ぎ先一家と、裕福ではないものの、互い…

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見たことあったけど完全に忘れてた。カット繋ぎは流麗なおかげで『限りなき鋪道』のほうが断絶感が伝わりやすいという、映画って進歩するもんじゃないんだな〜。

成瀬のオリジナルシナリオによる、PCL=入江プロ提携作品。富豪の息子に嫁いだ入江、女中0代わりに使われ、従弟に会っても叱責される。夫の妹の不始末の面倒を見ても、冷たい仕打ち。ようやく自分の置かれいる…

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