階段通りの人々に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『階段通りの人々』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

謎のアメリカ観光客
偽盲人
最初らへんうとうとして一度巻き戻した。
うとうとしてから謎にすべてが心地よくなってしまいご機嫌に映画をみられた。
ゆう
3.6

終始、階段で繰り広げられるけども露骨な高低差を使った演出を避けて、別に階段でなくても良くない?っていう切り返しのそれもちょっと不思議な繋ぎもありつつ、ちょっと面白かった。

でも基本的には演劇寄りか…

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mare
3.5

オリヴェイラ風のエッジの効いた不条理劇なのは確かであるが、その殺伐さから逃れるようなペーソスに留まっていて、さらには遊びや余白を与えている独特な雰囲気がある。階段通りのワンシチュエーションで、人物に…

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324
3.7

マエストロ然とした磊落さ。中心に箱と老人と娘夫婦、周辺にクセ住民、環境に階段通り。機能的・演劇的な配置。茶目っけと衒いと照れ隠しのバレエ。安定のバストショットにカットバック。「公認の物乞い」というパ…

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湯葉
3.7
こういう物語全体が地味で動きの無い映画を見ることが今までほとんどなかった状態でこの作品を見てこういう映画もいいなって思わせてくれた作品!!
sonozy
4.0

ポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督 85歳頃の作品。
原題『A Caixa』は「箱」の意味。
リスボンのとある階段通りを舞台に、一人の盲人の「施し箱(通行人がコインを入れてあげる箱)」を巡る…

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やっぱ閉鎖的な空間で生活する人々の映画って、謎のワクワク感があって好き。
3.5

「階段通りの人々」

冒頭、ここはリスボンの下町。 夜明けの薄明の中、夜警が階段を上る。貧しい人々、12番街の老女 、朝のラッシュ、居酒屋、盗難、靴磨きの少年と仲間。今、恵の箱をめぐる人々の物語が始…

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3.4
最初はよかった。立ちションおばさん、酔っ払いの警官、剣の舞の往来。
貧しい人は心も貧しいというのが大半でそれが現実だと思うんですよね。ギター弾きや聖女みたいな人は少数。
山下純照「西洋演劇2」の講義受けた後と同じ疎外感にとらわれる。山下純照って成城大学の教授だったのか。

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