気狂いピエロの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『気狂いピエロ』に投稿された感想・評価

3.2
ゴダールは難しそうなイメージがあったけど、映像の綺麗さでわりと楽しく見れた。
厨二病の男が理屈をこねて分かり合えない女を追いかける。
ロマンティックさと滑稽さが入り混じったような気持ちになった。
oto
-
海をバックにあの寸劇をぶっ込むセンスよ
アンナカリーナ見ていると目は口ほどに物を言うって本当だなって思う
n
-
ずっと、圧倒的な虚構の中にいられたらいいなって思った。羨ましい。断片的でまっすぐな世界にいられたらいいのにな。時間の連続性みたいなものをもっと感じなかったらよかったのかな
Kurumi
3.9

白い窮屈な部屋を抜け出して、川へ海へ森へと手を繋いで走り出す二人が清々しい。
詩的で噛み合っているような いないような二人の会話劇は好みが分かれるだろうけど、赤を基調とした服に身を包むアンナカリーナ…

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ファンに怒られそうなことを言うと、自分が見たことのあるゴダールの作品はどれも展開の連続性よりも、1シーン1シーンを楽しむ映画に思えて、それはどうしようもない主人公たちが後先考えずに刹那を生きている、…

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Noel
3.9
勝手にしやがれ、に比べてストーリー展開が少なくて感想があまり浮かばない、、
つまり私にはまだ難しい

ゴダール研究生活。

初期。アンナ・カリーナとは離婚後。

音、環境音。カクテルパーティ効果。
音楽のぶつ切り。

芸術、文学の引用。
は分からないけれど、とにかく実物感。

爆発。列車。車。

倒…

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ゴダールはカルメンの女を途中まで観て苦手意識があったが、この映画はとても面白かった。
カット割りが特殊で新鮮だった。
カルメンも最後までみよっと
3.6

音楽の使い方がやっぱり好きだな。ドキュメンタリーのような偶然性が見える。人生はいつも偶然の連続で、整わせた人生の歯車は正確に回り続けるけれど、それは何かつまらない。がたつく歯車は私たちを不安にするけ…

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不連続なシーンやセリフの断片が連続しており、映画のリズムが独特なので、ついて行くことができず、振り落とされる。

何とか食らいついていくべきか、諦めて芸術を曖昧に眺めるようにを楽しむべきなのか、最後…

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