白い窮屈な部屋を抜け出して、川へ海へ森へと手を繋いで走り出す二人が清々しい。
詩的で噛み合っているような いないような二人の会話劇は好みが分かれるだろうけど、赤を基調とした服に身を包むアンナカリーナ…
ファンに怒られそうなことを言うと、自分が見たことのあるゴダールの作品はどれも展開の連続性よりも、1シーン1シーンを楽しむ映画に思えて、それはどうしようもない主人公たちが後先考えずに刹那を生きている、…
>>続きを読むゴダール研究生活。
初期。アンナ・カリーナとは離婚後。
音、環境音。カクテルパーティ効果。
音楽のぶつ切り。
芸術、文学の引用。
は分からないけれど、とにかく実物感。
爆発。列車。車。
倒…
音楽の使い方がやっぱり好きだな。ドキュメンタリーのような偶然性が見える。人生はいつも偶然の連続で、整わせた人生の歯車は正確に回り続けるけれど、それは何かつまらない。がたつく歯車は私たちを不安にするけ…
>>続きを読む不連続なシーンやセリフの断片が連続しており、映画のリズムが独特なので、ついて行くことができず、振り落とされる。
何とか食らいついていくべきか、諦めて芸術を曖昧に眺めるようにを楽しむべきなのか、最後…