結婚生活に不満を抱いていたフェルディナンドは、元恋人のベビーシッターを連れて旅に出る。やはりゴダールが描くのは逃避というテーマ。
それぞれのシーンの色使いと構図が素晴らしかった。何よりもお洒落。…
男女関係の断絶と終焉の必然性、他者というカオスを鮮やかな色彩とポップアート的構図、映画の混沌さでラッピングしているゴダールの傑作。
全体的を通して物語への没入を壊す、フィクションを強く認識させる作…
自由な人間には目を奪われがちですが、いかんせん僕は保守的な人間ですから、この人は僕なんかと一緒にいてもつまらないだろうという決めつけをしています。本当はただつまらないやつだと思われるのが恐ろしく、近…
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