気狂いピエロのネタバレレビュー・内容・結末

『気狂いピエロ』に投稿されたネタバレ・内容・結末

どの描写にも華があり、気のままに動く主人公達を目で追いかけたくなる。自由や安定が続かない彼らの姿は、波乱の多い人生そのものを説明しているように捉えられた。解釈しきれないディテールも含めて楽しめる。

とても絵画的で独特のリズムがある。どことないサイケな質感がツボ。当たり前のように第四の壁を破るしBGMが途切れたり急に歌い出したり、演出がアヴァンギャルドなんだけどポップな感覚もあり、そのバランスが…

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元恋人同士が再会し、殺人事件に巻き込まれて逃避行する物語。
主人公はフェルディナン=ピエロ
ヒロインはマリアンヌ。

2人は改めて愛を確認し合う。
そしてフェルディナンは詩を読む。
愛、芸術、文学、…

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先日観た『イッツ・ノット・ミー』を観た後だからこそ、ゴダールってこうゆうことか!と納得しながら鑑賞。ただ男女が逃走しているだけで、何も理解や共感もできるような作品ではないのだけれど、一言気持ちいい!…

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この映画を観た男の子、普通の女の子なんてつまんなくなる感じか。

2回目の鑑賞。
当たり前だが、1回目よりも話の内容を理解できた分楽しめたし、意外にも1回目よりも新鮮に感じた。

とにかくパキパキな色彩が綺麗。フランス国旗の色しか出てこないような服装、空の青、海の…

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19歳、当時住んでいた阿佐ヶ谷のアパートにて初めてのゴダール鑑賞。頭の中でなにかが弾けるような音がした。気のせい。ゴダールはじめ、フランス映画や詩情的な映画を沢山観るようになる転機が訪れた瞬間でした…

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俺にはまだ早かった

第二章の映画監督の語りによって、アメリカ映画を批判する演出が面白かった。
一見、他人をバカらしいと貶すようなフェルディナンでも恋愛をするとアホになるというような演出に見えるが、フェルディナンは高貴な…

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