堅物な役所広司がドッペルゲンガーのひょうきんな役所広司と共同生活するホラーコメディ。
大きなプレッシャーで抑圧した自分と理想の自分。
役所広司がひとりになってからがチープに拍車がかかって面白い。…
この映画において、全く対等ではない人間同士が同じ高さでコミュニュケーションをとる奇妙さと不愉快さが凄い。ドッペルゲンガーという題材やからこそのむず痒さ、同じ存在同士の皆まで言うな、まで通じてしまって…
>>続きを読む2022年196本目
黒沢清監督らしく空間が怖い、静かに人が死ぬのもありつつコメディ要素も割とありホラーコメディのような映画でした。前半はめちゃめちゃ怖くて中盤以降は「そっち行くのかー」とラストが全…
このレビューはネタバレを含みます
ホラーテイストなスタートから微塵もホラーじゃない終盤の展開に驚きましたが楽しめました。最後は2人1つになるという役所Bのセリフが綺麗にその通りになりラスト手に入れたものは本当に金と女というオチが超見…
>>続きを読む同監督「アカルイミライ」と同年の作品。ドッペルゲンガーを取り入れたサスペンスタッチのブラックコメディ。監督曰く「バカ映画」。
介護用人工人体の開発に行き詰っている早崎(役所広司)の前に、ある日ドッ…
このレビューはネタバレを含みます
かなり好きだったなー!
自分の欲求がそのまま自分の形となって凝縮されたかのように現れるドッペルゲンガー。
“いずれひとつになる”という言及があったけど、それはつまりどちらの要素も持ち合わせてしまう、…
ホラーとコメディを薄ら行ったり来たりしつつ、陰鬱になりそうなのになんだか気持ちの良いラストだった〜
自分の中の見たくないような部分の存在を認める事の話のようなのに、自分を見つめ直そうとした瞬間に死……
世界には自分とそっくりな人間が3人は要ると言われる。
そのドッペルゲンガーを基にしたオカルトホラー。
黒沢清監督らしく突然ハッとさせる演出が入るが、それよりは思わず笑わせようとするコメディ的部分を…