第一の敵の作品情報・感想・評価

第一の敵1974年製作の映画)

Jatun Auk'a/The Principal Enemy

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

3.6

『第一の敵』に投稿された感想・評価

こちらも特集上映されていたタイミングにて、鑑賞。
『ウカマウ集団 60年の全軌跡』。

そのウカマウのホルヘ・サンヒネス監督がペルーに亡命していた時に撮られた作品。

物語はケチュアの語り部の老人が…

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土偶
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このレビューはネタバレを含みます

ウカマウ集団がペルー亡命中に制作。
先住民のおじいが「昔、昔…」の昔話のように現在進行形(まだ地球の裏ではベトナム戦争中だった)の敵との闘いを私たちに語りだす。

横暴な地主や癒着する役人に苦しめら…

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2025年5月 ksシネマで
今回2作品しか観られなかったが(『鳥の歌』、傑作『地下の民』のみ過去鑑賞済み)、秋の巡回上映時にできれば再チャレンジしたい。『第一の敵』、太田昌国さんトークイベント付◎
農民を処刑してからの森での銃撃戦は面白かったが、ここもカッティングで焦らしているわけで手癖で撮りすぎでは?
切り返しの不在は了解。カメラを低く持たないままなのはノー。
不当な支配を続ける地主に対して、農民が蜂起する話。今の視点で見ると攻撃性が高い。無音のシーンが印象的。

本日もウカマウ集団
『第一の敵』
マチュ・ピチュから映画が始まり、おじいさんが、語り出す。

苦情を訴えに行った農夫が殺されて・・・
横暴な領主、領主の側に立つ判事。
村人たちとゲリラ。

見易く分…

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単純化されているがゆえに色々考えさせられる。とりわけ、革命を正当化する共産主義プロパガンダとしてこの映画が世界中の社会運動家に熱狂を持って受け止められたとき、「ヨーロッパ近代が生んだ共産主義思想が先…

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2.0

ラテンアメリカの無垢で無知な農民が地主の抑圧に限界を迎えた頃、反政府ゲリラが村にやってくる話

ラテンアメリカの20世紀にアメリカとの厳しい戦いがあったのはよくわかるが、この映画単体として見たときに…

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略奪に殺人にレイプ暴行、手当たり次第にやり尽くされる蹂躙。悪徳な地主とその手下たち、判事に警察に国家、その先にある第一の敵。人民による裁判→処刑で一瞬溜飲が下がるようにみえてその先がまたさらに厳しい…

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