歌麿をめぐる五人の女に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『歌麿をめぐる五人の女』に投稿された感想・評価

mam
3.4
このレビューはネタバレを含みます
女は恋に生き、男は仕事に生きるということか...。

女同士の嫉妬や競い合いだからか、女性解放三部作に比べたら、うんと面白い!

2024-25
3.5

花魁が美人 溝口作品にしてはちょっと、だが戦後の混乱期というのもあるのかもしれない。
美女をバズビーバークレーのように並べるスぺクタルは意外だった。ラストの包丁を持つ手のシルエットはややあからさま。…

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五人の美女の駆引き話かと思いきや歌麿というよりは周辺の痴情のもつれ話という感じ。
ルックスは大原英子が一番美人さんだが所作の艶っぽさではやはり田中絹代がダントツ。
特に三味線を弾くときの色っぽさたる…

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Omizu
3.3

【1946年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
溝口健二が田中絹代を迎えて撮った戦後第二作。邦枝完二の『歌麿をめぐる女達』を原作としている。

溝口スランプ期の作品とされる。悪くはないのだが、確…

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2.5

〖1940年代映画:小説実写映画化:松竹〗
1946年製作で、邦枝完二の小説を実写映画化らしい⁉️
言わずと知れた浮世絵師喜多川歌麿の生涯をって話なんだけど…これが分かりにくい…って作品でした😅

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戦後2作目、やっぱ面白くない。
地獄の40年代、さぁ踏ん張りましょう。
美人画で人気を博した喜多川歌麿を主人公に、彼の周りで巻き起こる恋愛のゴタゴタを描いた作品。板東三津五郎がとても軽妙な雰囲気で歌麿を演じていて◎私にはそこまで恋愛に生きる女の情念は分からない...
Jimmy
2.5

溝口健二監督の戦後第2作目であるが、タイトルから「歌麿をめぐって女たちが…」と想像していたのだが、観てみると全然そんな物語ではなかった。
歌麿の周囲に居る人達の人情ドラマ。

おきた(田中絹代)の「…

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mikan
3.7

歌麿が五人の女性にモテモテな話かと思った全然違った。歌麿が世話役として周りを助ける人情ドラマ風。
溝口監督の特徴…女性の恋心、情念を美しく薄暗く映し出す。
篠田正浩監督『写楽』の歌麿の印象が強かった…

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3.0
夜の女を演じる田中絹代は地味な顔つきが役に対して往々にしてバランス悪し。時代の割に男性陣の喋りが軽妙で気持ちよし。障子の裏で包丁を持つ田中のシルエットの下世話なまでの説明的ショットを一発で決める潔さ。

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