このレビューはネタバレを含みます
鉱物輸送の最底辺。そこでおこるパニック。サバイバル。特撮ザ群像劇。もうこれはエイリアンシリーズそのものではないか。ウィンチ係の女性が大活躍と華でリプリーそのもの。朝鮮人労働者勢の邪から正への微妙なゆ…
>>続きを読む橋本忍が脚本だから崩落事故を背景に朝鮮人差別や困窮を鋭く抉る社会派映画かと思いきや
パニック・サスペンスの傑作だった
社会派を描きはしつつ娯楽に徹した作りが見事
中盤以降のバランスがまた素晴らしい…
すごい映画だな。面白かった。全くダレずに最後まで観れた。加藤嘉さんがどれほど素晴らしい俳優かが良くわかる。炭鉱での朝鮮人労働者もしっかり描かれていて興味深い。内田監督は本当に天才だと思う。もう二度と…
>>続きを読む【HOLE】
泥臭く、土臭く、観念的なクソリアリズムを導入した意味では黒澤明に近いスタンスの内田吐夢監督。そんな彼の手に汗握るレスキューものの逸品。脚本は橋本忍。元々はTVドラマで原作は菊島隆三。…
美濃平野の一角の炭鉱で落盤事故が発生、5人の作業員が地下38尺の暗闇の坑道に閉じ込められる。外では必死の救出作業が行われるが、トラブルが相次ぎ作業は遅延、やがて人々の不満は現場の韓国人に向ける。…
スコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄…
岐阜県の零細な炭鉱。大雨で土砂崩れが起きて、入り口は土砂で、内部のトンネルは水で埋まってしまう。最奥部に取り残された5人を助けられるのか…
東海地方の方言で坑内のことを「こうにゃー」と言ってて、お…
労働力の映画。いつもの労働での動きそのものが人命救助になってるけど、人命救助という商品化されていない身体は労働から脱し、純粋な能力の総体が最後の高揚感へと繋がる。上から下へ、下から上へ。
炭鉱という…
東映、モノクロ、群像劇
出演者
江原真二郎、中村雅子、波島進
岡田英次、加藤嘉、東野英治郎、志村喬
高木二朗、神田隆、外野村晋、山本麟一、風見章子、滝花久子、飯田蝶子、花沢徳衛、杉狂児、沢彰謙、関山…
『13人の命』を観た人にオススメ、と聞いて観た。全編圧倒的で、起きてる出来事のスケールは比べ物にならないけど、『日本のいちばん長い日』のような(脚本は同じ橋本忍)男達が蠢いて人命や面子、まさに生きる…
>>続きを読む