流石俺たちのUNEXT
キャッチ22も観れたのね
初めて観たのは大学生の時
米国の三大ベストセラーの一つ、ということで原作はたまたま古本屋で見つけて読んでたけど、映画化されてるなんて、とレンタルした…
完璧なキャスト、完璧なショット、完璧な編集で、歪んだユーモア、非線形の語り口、戦争という不条理なシステムに抑圧される個人という原作のエッセンスを毀損することなく映像化した奇跡の作品。
特にヨッサリ…
戦争真っ只中の不条理が過ぎる。出てくるだけで怪しさ満点のオーソン・ウェルズに、居るだけでいいアート・ガーファンクル、その他豪華面子に続々と重ねられる悪夢。渦中にうまく渡って行ける人と、逃げるしかない…
>>続きを読む不条理ものの傑作って云うとカフカ×オーソン・ウェルズ×アンソニー・パーキンスの『審判』だけども、これも負けてない。上記2人に加えて今作と前後でS&Gなほか、結構なキャストでそれぞれ良い味出してる。戦…
>>続きを読む1970年公開の反戦ブラックコメディ。スゲー面白い。この映画を素晴らしいと思う一番の理由は見事な撮影で、さっそく目を見張るオープニングのワンカット長回しに、B-25の実機が次々と基地を飛び立つ圧巻の…
>>続きを読むなんか知らんけど撮影がめちゃくちゃ良い。あんまそういう言及されてない?オープニング、日の出をじっくり捉えたカットと遠景からのクローズアップ。この二つの長回しに驚く。大佐とMM興行の手先みたいなやつが…
>>続きを読む滑走路にて高官であるマーティンバルサムとジョンボイトが歩きながら会話してる中、奥でB25爆撃機が炎を纏いながら不時着してる。
イカれてるね。好き。
アランアーキンが若すぎて分からなかった。主人公…
観ている時はなんだこの映画……となるが、観ていくと徐々に世界の平衡感覚が狂ってくるマジックリアリズムの作品。森見登美彦原作の『四畳半神話大系』にもオマージュされたであろう後半の描写は圧巻。惜しむらく…
>>続きを読むマイク・ニコルズ版、F・トリュフォーの『大人は判ってくれない(1959)』。こちらは「大人も判ってくれない」映画である。つまり、判ってくれないのは子供だからじゃなく、大人を大人が判らない。海に出て呆…
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