素晴らしき戦争の作品情報・感想・評価

「素晴らしき戦争」に投稿された感想・評価

小森

小森の感想・評価

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ラストシーンに度肝抜かれた。てか戦争にミュージカルって初めて観たかも知れん
mh

mhの感想・評価

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デザイン的にクソかっこいいOPクレジットで座り直す。
前半は凝りに凝っててめちゃ面白い。構成の外連味もあいまって豪華絢爛な戦争ミュージカルに仕上がってる。
後半は少し失速気味。
WW1当時に流行った替え歌の再現が連続するのが少々つらい。
ただ戦場でクリスマスソング歌合戦など各エピソードは面白かったので、絵的な抑揚がなくなったのがつまらないと感じた原因かも。攻めてる作品にありがちな、中盤のダレを長く感じた。
ただラストが圧倒的で、このラストを引き立てるための逆算的な構成だったのかも知れない。
これがリチャードアッテンボローの監督デビュー作とのこと。まだ見てない「ガンジー」も楽しみ。
第一次世界対戦を舞台に描かれた戦争ミュージカル映画。
監督は「ジュラシック・パーク」のジョン・ハモンド役等で俳優としても活躍されていた、リチャード・アッテンボロー。彼の初監督作品となっています。

戦争×ミュージカルという、中々珍しい組み合わせですが内容も結構独特でした。
でもってこれをどう文章で説明していいのか、上手い言葉が出てこなくて悔しい。
取り敢えず冒頭の妙に小綺麗な場所で、戦争の起こる経緯を劇っぽく端的に説明するシーンで若干困惑しましたが、同時に普通の戦争映画のような作風でないのは理解出来ました。

その後も歌の前後や、登場人物の移動に合わせてガッツリ変わる時系列や舞台と言った編集の仕方を咀嚼し切るのが難しい人も多いと思いますが、今作は戦争映画でありミュージカル映画でもあります。
そしてミュージカルとしてならあんまこういう目まぐるしく変わる内容って珍しくないので変に肩の力を入れずに観れば割とスンナリ入ってくると思います。

当時歌われていたという替え歌を、ミュージカルの底抜けに明るいノリで時には美女がプロパガンダな内容の曲を歌い上げ、時には戦場で兵士が手榴弾をジャグリングしながら歌い陽気な雰囲気を作り上げていった上で段々と滲み出てくる戦場の過酷さ。
合間合間で各戦いの総死者数をでかでかと得点数のようにボードに載せる、機械的な演出も当時の一部の権力者視点にとっての死者の意味を映しているようで気味が悪かったです。

因みにプロパガンダな徴兵ソングを歌っているのは、マクゴナガル先生ことマギー・スミスです。

また今作はそれこそ「プライベート・ライアン」のように、目の前で仲間が無情且つ残酷に散っていくような描写は皆無
です。基本的にそういうのは画面の外で起き、血も殆ど出てこなかったはず。
なので観客もあたかも死がすぐ傍にあるように思ってしまう緊迫感といったものは薄いかもしれませんが、これはこれでしんどいですよ。

「戦争に勝者なんていない」と必死に訴えかける市民。
あまりに多くの負傷兵を目の当たりにして思わず戦争の終結と、これ以上の犠牲が出ないよう祈らざるを得ないシスター。
一方で命を数字としてしか思っていない指揮官による「どうか攻撃が成功しますように」という祈り。
祈る相手が同じなのもこれまた皮肉なものですね。

そしてラストの無数の◯◯シーンは、かなり衝撃でした。
当然ながらあれを全部一から設置したという、製作面においてもあの拘りには感服でした。
そのままエンドロールもなく映画が終わるのも虚しい。
ゆこ

ゆこの感想・評価

4.0
結構単純で直接的な表現が多いんだけど(主人公一家の苗字がスミス=英米で人口の多い代表的な苗字を使っていち兵士たちから見た戦争を表している、とか)この映画はそれくらいシンプルで良いんじゃないかなと思わせてくれる
ヒナゲシが画面に出てくるたびに、それが兵士たちの胸に飾られるたびに、もうやめてあげてくれ...と落胆させられた 戦場に鮮やかな色が無い分、余計ケシの花の赤が目につくんだよなあ...
アメリカ軍が参戦しにきた時のフレッシュな力強さ、痺れますな まだこの戦いの過酷さを知らないニューフェイスたちの生き生きとしたさまが眩しくて小憎らしい

何かの記憶で、英・仏兵士がメリーゴーランド🎠の周りをぐるぐる周る?(追いかけっこする?)シーンがすごく印象に残っててずっとその映画が観たい!と思ってたんだけど、そのシーンてこの映画前半のフランス兵の騎兵隊もどきメリーゴーランドだったのかな?こんなんだったような違うような... Filmarksの有識者のみなさん、思い当たる映画があったら教えてください...
最後の無念さが良かった。どんどん史実の重みに引きずられていった感がある

雪の無人地帯のシーンが良かった
まる

まるの感想・評価

2.5
第一次世界大戦を真面目にブラックユーモアを重ねたミュージカル映画。

当時の兵士が替え歌で歌っていた曲を使用する軸はぶれずファンタジーで皮肉なユーモアを重ねる。非常に濃い映画体験。戦争を遠足だと思い、大衆は騙され泥沼へ進んでいく。ラストの強烈さは苦しむ。
Haruki

Harukiの感想・評価

4.0
皇帝たちや軍上層部と、戦線に立つ兵士たちを対比し、徹底的に戦争を諷ったブラック・コメディ。

軍歌などの替え歌は洒落が効いていて、オシャレかつ鋭い作品になっている。

ラストシーンは鳥肌もの。
セイタ

セイタの感想・評価

3.6
第一次世界大戦の悲しい史実を、終始ポップでコミカルなミュージカルとして描いています

不謹慎なほど明るい演出ですが、明るく描くからこそより悲しく感じる瞬間があります
si

siの感想・評価

3.3
はじめの謎空間で行われる政治外交の話に少し頭を抱えたが「さぁ戦争ゲームの始まりだ」と流れを説明していたことは、物語として語っているという意識を強めていた。
バンドに続いて陽気にWorld war oneという遊園地に入っていって、その中で笑顔がなくなっていく。そういうのが素晴らしいものだという社会のあり方や流れが歌で表されていた。
後半からはスミス一家がどうなっていくか…が描かれていたが、スミスが多すぎてどのスミスだよ!となった。

悲しいけどどこか嬉しそうなラストシーンがメインだと思う。

塹壕の中で兵士のヘルメットに撮影しているカメラマンが映り込んでいて笑った。
peche

pecheの感想・評価

3.5
戦争に勝者はいない!
すごいironyたっぷりの反戦映画。
ラストシーンが胸に響く。
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