このレビューはネタバレを含みます
「照明はいい」とか言われまくってるからあんまり期待してなかったのだが、良い作品だった。アケルマンらしさ、らしくなさの両方があり、新鮮。
長いモノローグと、短いスキット、それから屋外の「料理店」のシー…
シャンタル・アケルマン監督『アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学』(1988)
失われた過去を背負いながら今存在することの意味を問う人々、そしてそれぞれが華々しくすれ違っていく。
女性と青…
ふたたびの船からのNYからの幕開け。ポーランド系ユダヤ人達の移民ストーリーを語らせる。自虐ネタ、ブラックネタが多くなるのはユダヤ人あるあるなのかな。
後半の青空レストランみたいなとこのシーンもどれも…
アメリカへ再びって事で、『家からの手紙』のラストから逆転する様なオープニングからして良い。故郷なきポーランド系ユダヤ移民のアメリカでの結構壮絶な生活体験のあれやこれでありつつ、ウディ・アレンばりの自…
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ヴェンダースの天使を擬似体験するかのような映画。凄い。
そして、あまりにもタイムリー。過去の映画に描かれる記憶が現在になってしまった。
『東から』にも言えるが、本邦にもこういう聡明なプロデューサ…
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みんなの感想コメントが面白い。
これすごい好きだった。
ダイアローグのことばかりおれは考えちゃうんだけど、そうか、人生ってダイアローグだけじゃなく、モノローグもあるよね、ってぐらいモノローグがたくさ…
夜、Williamsburg橋の下で語られる初期ユダヤ移民の無惨は、ユダヤ人俳優ら自身のものではない。
にも関わらず/だからこそ、湧きたつ固有のリアリティ、その儚くしなやかな感触に戦慄する。河/雨…
Collections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman