現代編がモノクロ。
時代編がカラー。
冴え渡る中川信夫のカメラワークと質の高い劇伴。
御家老以上に囲碁師範の小金吾のキレキャラがユニーク。
鬼太郎の猫娘や猫目小僧を除いて化け猫なるものをじっくり…
巨匠中川信夫監督の化け猫映画😺現代劇がモノクロで、過去の時代劇がカラーで描かれる。囲碁勝負の悶着で息子を家老職に惨殺された母親が自決したその生き血を啜ったタマが化け猫怨霊となって家老の関係者一族を現…
>>続きを読むやはり中川信夫は凄い。なんてロジカルに映画を作るんだろう。
いわゆる怪猫ものだが、大映じゃなく珍しい新東宝によるもの。ゆえに作風も大きく違う。
まず現代劇と時代劇の2パート構成になってる。
まず現代…
怪猫映画とか化け猫映画っていうジャンルの映画が昔はあったらしい。大学時代にYouTubeの無断転載で、キダ・タローと浜村淳と上岡龍太郎のテレビ番組を観てて、そこでキダ・タローが子供時代化け猫映画がす…
>>続きを読む東京から北九州に妻の転地療養、そこでの屋敷の話
現代篇と時代篇で怪猫の謂れがわかりやすくて面白かった
時代篇の小金吾の母上の演技がとくに好きでした
タマ(役のネコチャン)が賢いのは本当だと思ったし、…
過去パートの役者さん、みんな猫顔で凄い。あと、やっぱりおはぐろは怖い。
化け猫になって悪代官に復讐するタマエがスーパーヒロインに見えた。死んだ主人の恨みを晴らすために化けて出てくれる猫はなんて健気な…
60分少々のごく短い映画(封切り時は、50分に満たない『怪談乳房榎』との二本立てで公開されたようだ)だが、『東海道四谷怪談』を撮ったスタッフが揃ったという意味でも重要な作品である。じっさい美術はすば…
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