昭和30年代。
幹線道路でも道が舗装されておらず、車の後ろはもうもうの土煙。煙草を皆吸っていて、会議が長引くと前が見えなくなるくらい真っ白。科学捜査はほとんどなく、指紋とか、血液痕とか、何も出てこな…
芦川いづみさん目当てで鑑賞。
冤罪ものの社会派サスペンス。当時は目撃証言がそのまま逮捕に繋がるという危うい時代。おそらく世間に知られていない冤罪は山ほどあるんだろうなと思わせる。
結婚するため婚…
伊福部昭の音楽が良い!オープニングから高らかに鳴り響く伊福部サウンドの陰影が、疾走する新車の希望とのコントラストを印象付ける。
小高雄二を犯人に仕立てた張本人である長門裕之と主人公の婚約者の芦川い…
新藤兼人の脚本を中平康が監督した社会派作品。小高が郵便局強盗殺人の容疑で逮捕、裁判に。婚約者の芦川が雇った弁護士菅井と、地元警察官長門の努力で冤罪を晴らすまで。裁判劇としての面白さは、それほどではな…
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