ストレイト・ストーリーの作品情報・感想・評価

「ストレイト・ストーリー」に投稿された感想・評価

青山

青山の感想・評価

3.8

デヴィッド・リンチによる、まさかの心温まるロードムービー。

主人公は足が悪いおじいさん。ある日、わだかまりのある兄が倒れたと電話を受けます。ぎくしゃくしたままお別れは嫌だということで、300km離れた兄の家まで1人でお見舞いに行く決意をします。......なんと、芝刈り機に乗って......。


という設定はギャグみたいですが、なんとこれ実話が元らしいです。それを聞いちゃうと、設定への「んな、バカな!」は早々に封じられて、純粋に旅の道中の人間ドラマを楽しむことができました。

ストーリーはリンチらしからぬ"ストレイト"さですが、映像がやや暗めのノスタルジックでオシャレな感じなのはさすが。

そしておじいちゃんと行く先々で出会う人たちとの交流がめっちゃいいんです。
序盤は特に、「え、そんだけ?」とちょっと物足りなくなるくらいの関わりですが、そんな一瞬の時を共にするだけの相手だからこそ、心を晒け出せるようなところがありますね。その時だけの会話でも、それが大事な時間になっていく感じ、素敵なんですよねぇ。
特に、終盤の同世代のおじいちゃんとバーで話すシーンはいきなりのシリアストーンでびっくりしながらも印象深かったです。

そうやって、出会っては別れを繰り返す構成は短編オムニバスのように観ることができるので、そんなに盛り上がりのない物語ではありますがとても観やすい映画だと思います。
ロードムービーの醍醐味が詰まってるのでロードムービー好きな人にはぜひ。それから、リンチの意外な一面に興味がある人にもオススメの傑作です。
Gyammy

Gyammyの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

本当に静かなロードムービー。それでいてあまりにも充足し、洗練されている。
あんなに長い時間をかけてやって来たのに、兄が発する言葉は一言だけ。だからこそ鮮烈に残るんだろうね。
惚れ惚れするほど、大胆だ。
masa

masaの感想・評価

4.2
家族ってなんなんだろう……
この作品を観たらちょっと分かったような気がした。
タイトル通り超シンプルなストーリーだけど、地味な宝石がたくさん詰まっている作品。じわじわとした感動が止まらない。
何てことないんだけど、ラストのシーンはもう何も言えない位素晴らしい。
実話を基に描いたデビィッド・リンチ監督の珠玉の感動作。

73歳のガンコじいさんが、10年来仲違いをしていたが、心臓発作で倒れてしまった兄に会うため、長い地まで時速8kmのトラクターに乗って旅に出る話。

自分は人間が世界で一番醜い生き物だと思うが、この作品を観たら人間が少し好きになった。誰かと下らない世間話をしたくなった。

リンチ監督のまさかの全うな分かりやすい感動作品でした。
KaNa

KaNaの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

よくトラクターで遥か遠い地まで運転できたなー!って
その道中でピンチになって、そこからストーリーも楽しめました。

帰りが心配やったけど、帰りまでなかった笑

目的が兄に会うため。だからなのかな。
無事に帰り着いてると願って
Surrender

Surrenderの感想・評価

4.8
ロードムービーってのは大体がこういうストーリーになるんだろうけど老人が時速8kmのトラクターに乗って500km以上離れた兄の所に行くという設定は面白いです。
途中いろいろな人に巡り会える中少女に「歳をとって嫌なことは?」に老人は「若い頃を覚えていることだ」と答える。トラクターを修理してくれた兄弟には「兄弟は良いものなんだぞ」と説教をするがその言葉は自分にも言ってるような気がした。
最後兄と再会するがその兄役を見て「この俳優がやってたんだ!」と驚いたのは私だけではないはず!
MiYA

MiYAの感想・評価

2.5
ロードムービー。そりゃ、こんな枯れたお爺ちゃんがトラクターでのろのろと旅してたら親切にしたくなるものです。

彼が若者たちに聞かせる名言っぽいセリフができすぎで、ちょっと作り物感があるのが気になるところではあります。
Hal

Halの感想・評価

4.1
年をとるのもいいな。
音楽がたまらなくいい。
夜空に優しく輝く星のような、
少しの希望が胸にわいてきます。
char1

char1の感想・評価

4.0
 実話を元にした史上最遅ロードムービー。
 途中ダレるように感じる箇所もあるが、主人公や主要人物がほぼ全員老人であるだけに、許せる。むしろ、ゆっくりとアメリカの良き面を吸収させるようなスピード感としてちょうど良く、斬新でさえある。
 カルト映画の申し子・デヴィッドリンチの、「エレファントマン」と並ぶ、文法的に「普通」な映画。「普通」をこれだけうまく描けるから、「マルホランド・ドライブ」のような世紀の傑作が生まれるのだろう。
 ちなみに、モデルとなったストレイトさん本人は、NYタイムズでストーリーが取り上げられ一躍有名人となるも、「私はスポットライトを浴びるような人間ではない」と主張しメディアへの出演を全て拒んだ。そして、そのストレイトさんを演じたリチャード・ファーンズワースは癌の痛みに耐えながら本作を演じ、一年後に他界。ふたりとも、とても格好良いおじいちゃんであり、作品に良い影を落としているようにも思える。
tina

tinaの感想・評価

5.0
ラストの兄弟の会話。
その会話の為にある映画。
マイベストムービー。
れれれ

れれれの感想・評価

4.0
デヴィットリンチはマルホランドドライブを見て、2作目。
全くテイストが違うw
バクダッドカフェのような映画だなあと思いながら見てた
退屈系ではあるが、なんかちょくちょく胸にくるものがある
何も言わなくてもわかるよねっていうラストシーンが好きだ
ひとにやさしくしよう
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