デヴィッド・リンチ監督作。緻密で理解不能なプロットや精神錯乱系の内容が真骨頂のリンチ監督としては異質の心温まるストレートなロードムービーになっている。世間目で言うと"まとも"な作品なんだけど、リンチ…
>>続きを読むシンプルで古典的なつくりで、ロードムービーはやっぱりいいなと思える!ᐡ т · т ᐡ
田園に落ちる陽の翳り、乾いた冬晴れの朝の木漏れ日。光は柔らかく、親しげに揺れる炎は時々小さく爆ぜて旅人を柔ら…
旅路の出会いを通して、ところどころで挟まる人生の振り返り。楽しいことばかりじゃなかったけど、この旅のゴールが人生自体の一つの終着点のように思えた。
旅を通して人生と向き合う、ロードムービーの魅力がこ…
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アイオア州。
アルヴィン・ストレイトは歳を取った。
腰をやられて床に倒れて、自力では起き上がれなかった。
肺気腫の疑いがあるが葉巻は止められない。
目が悪くなってきたのは糖尿病の為かも知れない。
そ…
20数年の間に何度見返しただろう…
とてもいい意味で鬼才デヴィッド・リンチらしくないのが、彼の温かい芯を観てるようで、本当に大好きな映画。
双子や鹿のあたりは、デヴィッド・リンチらしいなぁとクスッ…
リンチらしからぬ、ストレートに”良い映画”。シュールかつサイケデリックな画面や観客を煙に巻くような展開はない。自然光を活かしたショットが出てきたときはビビった。出てくる人がみんな良い人で、片田舎の…
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全然デビッド・リンチらしくない(?)、心温まるロードムービー。
道路を不安にさせるほど近接に撮ったり、鹿をはねてパニックに陥っている女性が登場したりするので、このあたりはデビッド・リンチ味があった…