【鑑賞メモ】
教室の窓から見える緑。
雨に揺れる光。
唸る風。
折り鶴。
ほぼヤバい奴しか出てこなくて理解が追いつかなかった。中盤完全ホラーでしょ。
あと、少女の肌をやたらと見せたがるのは、昭和の…
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もし最後のあの生徒が自殺しなかったら――どれほど良かっただろう。
「仮の成熟」が「本当の成熟」に変わる、その瞬間を見たかった。
相米慎二を“青春映画の教父”と呼ぶより、“台湾ニューシネマの源流”と呼…
起きている事態と当事者の無反応さ。そのギャップに漂う違和感こそ、この映画の"ホラー"の正体だ。タイトル前、男子生徒の頭がプールの水面に浮き沈みする。やがて女子生徒たちがバービーボーイズに合わせて踊り…
>>続きを読む目黒シネマ「子どもたちの瞳に射抜かれて」特集の一本目。
内容は「エクストリーム気圧のせい」とでもいうべきか。
冒頭、プールで女子中学生に囲まれ、沈められる男子生徒が勃起していることから、「エロスと…
このレビューはネタバレを含みます
時代が昭和で見慣れない行動(体罰気味?中学生の喫煙シーン)もあるけど、思春期の少年少女の青春を生々しく描いてる映画だった。
登場人物一人一人が個性的、その中で頭がよく中学生にしては大人っぽい三上。…
このレビューはネタバレを含みます
凄い映画だった。唯一無二。
中学生特有の、心と体のアンバランスさ。抑えきれないエネルギーを様々な形で爆発させる少年少女たち。その中で理想と現実のギャップに苦しむ、ハムレット的存在の三上。「厳粛な生に…
30年以上前にレンタルビデオで見た。
公開当時に大人たちの間で話題になっていたのは、小学生ながら、薄々知っていた。つまり、劇中の中学生たちよりも自分は少し歳下。でも、時代の気分はしっかり覚えてる。
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