イ・チャンドン初鑑賞。韓国映画久しぶりに観たけど、安定に胸糞で面白い。
社会の外に生きる者たちの純愛を描いた映画。幻想のシーンでコンジュが健常者となって現れたり、インド人と象と踊ったりするシーンが斬…
一昨年刊行されたイ・チャンドン監督による小説集「鹿川は糞に塗れて」が衝撃的に素晴らしく、これは映画もコンプせねばと最初に選んだ作品がこちら。
小説もまさに「読む映画」という臨場感に驚かされたのです…
外からは絶対に見えない世界がある
それには、外の人が見ようともしていないし、見ないようにしていることも含まれる
コンジュにだけ見えている世界の一部が、最初のハトや蝶々だけだったんだけど、彼女は…
評判が良くて期待が高まりすぎていたのかもしれないけれど、わたしはあまりハマれなかった
というかレイプ(未遂)のシーンが気持ち悪さがずっと尾を引いてしまった
あと主人公に感情移入できず家族側の気持ちに…
障害のあるもの同士。
女優さん、こんな難しい役を一切の誇張も違和感も感じさせず名演技すぎる
不潔でうねうね歪んでおままごとみたい、動物めかしい、健全さでも測れない、されど愛。(愛着??)
すきな…
フィルマ評価が平均★4.1、フォローしているレビュアーさんの評価もかなり高い作品なのですが、ストレートに書くと、瞬間的にグッとくるシーンもあったものの、明らかに自分の好みではなく、終始感じ続ける違和…
>>続きを読むイ・チャンドン監督『オアシス』(2002)
共に侵犯していく、愛の領域へー
わたしにとっての良い映画、良い芝居とは何か、の全てが詰まっている。考えさせらる。まずひとつに「脱中心化」。芝居。おそら…