宮本武蔵の作品情報・感想・評価・動画配信

『宮本武蔵』に投稿された感想・評価

任侠映画の名匠というイメージの加藤泰の宮本武蔵。内田吐夢と中村錦之助コンビの傑作があるにもかかわらず映画化するのは、加藤泰の作家性に依拠した作品なんだろう。でも脚本は、野村芳太郎とジェームス三木なん…

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アノ
3.8

原作の普遍性と強固さもあってか、後期加藤泰で2時間半超えでもそんなにダレない。剣劇よりも会話劇での顔面アップの切り返しが光る。高橋英樹に獣臭さが欠けていたり田宮二郎は面だけでひどい大根だったりしても…

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おっ
3.8
分かりやすくてトントンと進むのが良い

おばばタフすぎな話。色んなバージョンで見てきた武蔵だけど、“もしも加藤泰が宮本武蔵を撮ったら”をやってくれてるから楽しい。特に武蔵が「悟り」を切望するシーンは好き。画面左でずっと漬物つけてる。それと…

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 少々長引いてはいるが素晴らしい。高橋英樹の目線は切り返されて然るべき引きのショットからも反対に向き、田宮二郎の正面を向いた目線からは斜めに目を向けるしか無い。戦闘のローアングルももたつきではなく素…

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巌流島に向かう舟。このシーンのローアングルは、画面下半分が海水。つまりカメラマンは海に入っている。巌流島は雨。水への拘りが顕著。又八の描き方がユニーク。
剣、復讐の道に取り憑かれ、自分を捨てられない人間が狂っていく様が哀しい。
このレビューはネタバレを含みます

『悟り』とは何か?『悟り』の域に、達したのは、『宮本武蔵』ではなく、幼馴染みの、『又八』であった。『悟り』とは、大きな目標ではなく、身の回りの、人々の、優しさに触れ、身近な人の、有り難みを、噛み締め…

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ケレン最盛期の加藤泰作品なので、見慣れた題材にも関わらず物語を追うだけで体力を要する。

相変わらず加藤泰に重用されている任田順好。
結果、歴代最強のお杉婆さんが爆誕。

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