私にはちょっと難しかったです😗
有名なフリージャズ・サキソフォニストである阿部薫と妻の鈴木いづみが歩んだ壮絶な半生が描かれた本作。
先日『黒い家』を観て、町田町蔵がちょい役のくせに凄い存在感だった…
若松孝二監督の阿部薫と鈴木いづみをモデルにした愛憎ドラマというのでしょうか。安倍薫は知らなかったが、フリージャズのサックス奏者、なので音楽もフリージャズ。私には全体的にぎこちなく見えて、余り楽しめな…
>>続きを読む70年代、彗星のごとく現れたフリー・ジャズのサックス奏者がいた。阿部薫という。天才と謳われていたが、睡眠薬の多量摂取でこの世を去る。29歳だった。もとポルノ女優で作家の鈴木いづみとの間に、一女をもう…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
この作品は実在したジャズ奏者阿部薫、作家鈴木いずみという二人の天才の短い生涯とその泥沼の愛というよりは執着心みたいなものがテーマにみえた。
町蔵さんの演技はお世辞にもうまいとはいえないが、あの人は発…
60〜70年代を彩った、阿部薫こそが極北であり「芸術」の臨界を捉えた存在とされたのであろう、あの時代のあり方へのレクイエムとしても、あまりに低質で類型的。
暴力を表現主義の媒介物として(反省的なふ…