丹波哲郎が東條英機をやるのはいささか無理を感じるけど、最終盤の演出を見せるためには丹波哲郎級の存在感が必要だったのかなぁ…。
二百三高地と同様、舛田利雄×笠原和夫のコンビなので首脳陣の悩み苦しみより…
対米開戦に消極的だった近衛内閣の退陣に伴い東條内閣が誕生。周囲の反対を押し切って対米開戦に踏み切るも、圧倒的な戦力の差により敗戦を迎える迄を描く。今は亡き丹波哲郎や夏目雅子らの熱演が光る。日本軍がア…
>>続きを読むオールスター超大作戦争巨篇。東映らしい要素満載だが、決して戦争美化作品ではない。戦争責任や戦争犯罪について脚本家の並々ならない怨念が滲む。終盤の天皇陛下万歳!のセリフに込められたものとは?その真意を…
>>続きを読む地図とかも使いながら説明してくれていて、過程が凄くわかりやすかった。3時間と長編だが中弛みもなかった。
途中、天皇を戦場に行くのか?のセリフにかなりひやっとした。調べてみるとかなり意図があって、プラ…
20.11
戦争ものと言えば舛田利雄監督。
なによりもテーマを問わずのスケールの大きい作品が醍醐味です。
アニメ「宇宙戦艦ヤマト」や「二百三高地」、そして人間の虚しさ、呆気なさ、無常さが見て取れ…
開戦前から終戦後までを描いた3時間の大長編。
80年代にもなってくると戦争映画のリアリティよりも人間ドラマに重点が置かれるようになってきている。
そのおかげで感情移入もしやすく3時間の長丁場でも…