現代インチキ物語 騙し屋の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『現代インチキ物語 騙し屋』に投稿された感想・評価

び

びの感想・評価

4.6

超楽しかった。犯罪すれすれなことして日銭を稼いでるのに「お金を盗んでいる」というよりかは「お金を頂いている」というマインドで稼いでいるのが面白すぎる。劇中、お金を受け取るたび「いやいやこんなの頂けな…

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騙す→儲ける→山分け、を反復するだけの脚本が単調で飽きる。しかし最後の傷痍軍人のエピソードは、戦中派の増村らしい皮肉と悪意に満ちていて大いに笑った。舞台は大阪。
朝田

朝田の感想・評価

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詐欺師たちがひたすら小さな騙しを働いていくエピソードの羅列を、役者のアンサンブルとテンポの良い会話の応酬で飽きさせずに見せきる増村の胆力に脱帽する。さながらジョニートー「スリ」のような愛おしさをもっ…

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D

Dの感想・評価

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2021年124本目
イケイケどんどんな感じも、オリンピックで盛り上がってる感じも今の日本とは真逆。もうこんな時代は来ないだろうな。
薪

薪の感想・評価

3.8

会話劇ではあるのだがそれ以上に画面の情報量の多さ、さらには人物や道具の出し入れによって面白さが倍増している。特に、曽我廼家明蝶が眼帯をして登場する場面の可笑しさと来たら堪らない。
また、映画において…

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・1カット目:大阪駅の看板
・2カット目:その看板の質素な裏面を撮りつつ、上空へカメラを振りながらタイトルバック
この冒頭2カットで作品のタイトルを印象付けてて偉い。

話はオムニバスで大きなオチは…

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tk33220

tk33220の感想・評価

3.7
曽我廼家明蝶の胡散臭さが抜きん出ていて、小判のくだりで眼帯をした彼がいきなり画面に登場するところが堪らなくおかしい。バカバカしいエピソードの羅列を喋りの力で推進させていく辺りが見事。

不勉強ながら曽我廼家明蝶、
という存在を存じておりませんでした
とにもかくにもこんな芸達者な面々がいた昭和30年代あたりの撮影所てやっぱりとんでもない、大映映画の根っから明るい感じが今の時代には絶対…

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うどん

うどんの感想・評価

3.8

船越英二・曽我廼家明蝶・伊藤雄之助・丸井太郎の4人組は日々、人を騙して日銭を稼いでいた。

競馬場や骨董屋等々、様々なシーンでの詐欺の手法をコメディチックに映し出している。

終始、やっていることは…

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2秒前

2秒前の感想・評価

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90分あの手この手で騙しまくるだけでとても楽しい。衣装の映画でもあって傷痍軍人でからんでる伊藤雄之助の後ろから曽我廼家明蝶が出てくるところはバカ笑った。

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